採用動画9選!かっこいい動画、面白い動画の人気事例を紹介
採用動画は近年、企業の人材採用における有効な手段として注目を集めています。
そして、採用動画にはいくつかの種類があり、それぞれ活用できる場面が異なります。そのため、効果的な採用活動につなげるためには、目的やターゲットを明確にしたうえで、視聴者に刺さる魅力的な動画を作ることが重要です。
この記事では、採用動画の種類と企業紹介の参考事例を紹介します。加えて、「かっこいい」「面白い」という印象を与えるためのコツや、制作会社に依頼する際のポイントについてもまとめていますので、ぜひ最後までお読みください。
目 次
採用動画の主な種類
採用動画には主に、以下のような種類があります。
- ・企業紹介動画
- ・企業説明会動画
- ・職種紹介動画
- ・オフィスツアー紹介動画
- ・社内風景動画
- ・社長や社員へのインタビュー動画
- ・座談会動画
求職者がよくイメージする事業内容の紹介動画や企業説明会の動画だけではなく、オフィスや工場などの施設紹介動画、社員が実際に働く様子を撮影した動画など、採用動画の種類はさまざまです。
また、中にはドラマ仕立てで制作しているものなど、個性的な採用動画もあります。
企業紹介動画の参考事例
ここからは、動画制作・映像制作を行うシードアシストが手がけた採用動画の事例を、種類ごとに紹介します。
まずは、企業紹介動画です。
企業紹介動画は、採用動画として多くの企業が制作しており、事業内容や沿革、企業理念、自社の強み、今後の方向性などを紹介しています。求職者に企業全体のことを知ってもらえるよう、包括的に情報をまとめることがポイントです。
KVI税理士法人様
「関西から日本を元気にする」をスローガンとした企業紹介動画です。
中小企業やベンチャー企業の成長を支援するサービスの紹介とともに、オフィスで働く社員にもスポットを当てて制作しました。
全ての幹部社員に登場いただくだけでなく、働く環境も一緒に紹介することで、入社後のイメージが湧きやすい構成としている点も特徴の一つです。
ミウラ化学装置株式会社様
企業の歴史や重点を置く事業の紹介を中心としながら、働いている社員にもクローズアップした企業紹介動画です。
前半のパートは設備機器、後半のパートでは社員をメインとすることで、メリハリをきかせた構成にしています。
また、社員の笑顔やあたたかさを打ち出したいというご要望に沿って、音声はナレーションのみとし、社内の雰囲気がより求職者に伝わるように仕上げました。
企業説明会動画の参考事例
企業説明会動画とは、企業の特徴やビジョン、働く環境などを紹介するための動画です。求職者に対し、具体的な職種や業務内容、福利厚生、キャリアパスなどを詳しく説明します。
株式会社エリッツホールディングス様
若手社員、店長、エリアマネージャー、社長と立場が異なる4人にインタビューを行い、仕事への情熱を訴えることで、求職者に社風が伝わるよう意識して制作した動画です。
企業説明会において、求職者が最も知りたい仕事内容や職場の雰囲気についても、細かいところまで掘り下げています。
職種紹介動画の参考事例
職種紹介動画は、特定の職種や業務について詳しく紹介するための動画です。仕事内容や必要なスキル、働く環境などを具体的に説明し、求職者にその職種の魅力ややりがいを伝える役割を果たします。
有限会社デレディール様
職種紹介動画のテーマを「人」とし、店長とスタッフ、そしてお客様へのインタビューを中心とした構成にしています。
また、求める人材に焦点を当てられるよう社内制度や職場環境にも触れ、求職者に共感してもらえるよう工夫した点もポイントです。
金田建設工業株式会社様
重機やトラックに向かって、女性が「先輩」と呼び話しかける姿は一見不思議にみえますが、登場人物をあえて女性のみにすることで、女性求職者の興味を惹きつける演出にしています。
朝と夜の2部構成とすることでストーリー性を持たせ、やる気に満ちた朝礼と仕事を終えた充実感で迎える終礼の対比が楽しめるよう工夫した点も特徴の一つです。
オフィスツアー動画の参考事例
オフィスツアー動画は、企業のオフィスや工場などを紹介する動画です。オフィスの雰囲気や設備、共有スペースなどを案内し、内部の様子や働く環境を求職者に伝えます。
株式会社パーマンコーポレーション様
社風である「挑戦するものを応援する」を全面に打ち出し、社員の努力や頑張る姿勢をバックアップする職場環境をアピールしています。
また、公式キャラクターの「パコちゃん」をシーンの変わり目に登場させることによって、堅苦しさを緩和し、親しみの持てる動画に仕上げた点もポイントです。
社内風景動画の参考事例
社内風景動画は、企業の社内風景や社員が働く姿を紹介する動画です。オフィス内の活動や会議、コミュニケーションの様子などを撮影し、内部の雰囲気や社員の働き方を求職者に伝えます。
株式会社シェア様
動画のテーマを「ともに高めあう仲間」とし、元気な社員の様子や活気のある職場を求職者に印象付けられるよう意識しています。
社員が一斉にせりふを言うナレーションやにぎやかなBGMなど、音の演出に工夫した点も特徴の一つです。
社長や社員へのインタビュー動画の参考事例
社長や社員へのインタビュー動画では、インタビューを通じてビジョンや経験、働く理念などを共有し、企業の価値観や文化を伝えます。
株式会社エボルブ様
社長自らが、就職活動で思い悩んだことや就職後の素直な気持ちを語っています。最後は、社長と社員が笑顔で話す場面や、生き生きと楽しそうに仕事をする様子で締めくくりました。
最初から最後まで自社のアピールを一切せず、就活生に対する純粋で率直な応援メッセージを発信することによって、社長の人柄や人間性を最大限発揮した動画に仕上げています。
医療法人社団 新緑会 森井眼科医院様
求職者が採用後の具体的な業務内容をイメージできるよう、詳細な仕事内容や研修内容を伝えることに重点を置いたインタビュー動画です。
座談会動画の参考事例
座談会動画は、複数の参加者が集まり特定のテーマやトピックについて意見や情報を交換する動画です。情報提供や専門知識の共有などを目的とし、求職者に有益な情報や深い洞察を提供する役割を果たします。
株式会社エリッツホールディングス様
動画の後半に盛り込んだ座談会のシーンには、上司・部下の関係性がありながらも、フランクに話し合う自然な様子が伝わる動画に仕上げています。
メンバーそれぞれの話で盛り上がる姿から、普段のコミュニケーションや社員の気持ちが伝わりやすく、リアリティさを生み出せる構成とした点も大きなポイントです。
「かっこいい」「面白い」という印象を与えたい!採用動画制作のコツ
「かっこいい」「面白い」と思ってもらえる採用動画を作るためには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
- ・採用動画の目的やターゲットを設定する
- ・動画の活用場面を明確にする
- ・動画制作会社に依頼をする
次項でそれぞれ、詳しくみていきましょう。
採用動画の目的やターゲットを設定する
採用動画を制作する際は、まず目的を決めておくことが重要です。「企業の歴史や事業内容を多くの求職者に知ってほしい」「働く環境や社員のことを伝えたい」など、採用動画の目的を明確化することで、ターゲットも絞りやすくなるでしょう。
また、ターゲットを考えるうえで大切なのは具体化です。全ての求職者をターゲットにすると、求める人材からの応募は期待できません。
「どのような人材を採用したいのか」「どの職種を募集しているのか」など、具体的なターゲットを設定しましょう。
最初に目的とターゲットを設定しておくことで、動画の方向性がブレにくくなり、求職者に意図を伝えやすくなります。
動画の活用場面を明確にする
前述のとおり、採用動画にはさまざまな種類があります。活用する場面によって効果的な動画の種類は異なるため、事前に活用場面を明確にしておくことも重要です。
動画の活用場面を想像し、作る立場よりも動画をみる側の立場に立って、求職者が何を求めているのかを考えてみましょう。
例えば、コーポレートサイトに動画を埋め込む場合と、SNSで発信する場合では当然ニーズが異なるため、動画の種類もそれぞれ変わります。目的やターゲットと同様に、どのような場面で使用したいのかを明確にしておかないと、構成内容が活用場面とあわないものになりかねません。
より効果的な動画の制作には、場面に応じた動画の尺や構成を使い分けることが重要です。
動画制作会社に依頼をする
近年では、カメラやツールの性能が向上しているため、専門知識がなくても動画制作を行いやすくなりました。
しかし、知識やリソースがなく制作に不安を抱く場合は、制作会社に依頼するのも一つの手です。
自社で制作するよりも費用がかかる半面、プロによる制作であれば動画のクオリティがアップします。
動画制作会社は、ストーリーテリングや視覚効果の専門家です。戦略的なアプローチを提供してもらえるだけでなく、制作を依頼することで時間と労力を節約できるメリットもあります。
制作会社に採用動画制作を依頼する際のポイント
採用動画の制作を制作会社に依頼する際は、以下3つのポイントを押さえておきましょう。
・動画の目的や構成などを丁寧に打ち合わせする
・動画の活用方法を事前に決めておく
・採用での課題をまとめておく
動画の目的や構成などを丁寧に打ち合わせする
動画の目的や構成は、動画制作の方向性を決める重要な指針となるため、制作会社との打ち合わせでしっかりと共有しておくことが重要です。
目的や構成を十分に共有できていないまま制作を進めてしまうと、イメージしていたのとは違う動画が完成してしまいかねません。
特に、企画段階での打ち合わせでは方向性を決める機会が多いため、丁寧に時間をかけて情報を共有し、お互いの認識をあわせておきましょう。
動画の活用方法を事前に決めておく
動画の活用方法によって、適切な動画の長さや構成は変わります。そのため、動画の活用方法を事前に決めたうえで、制作会社と共有しておくことも大切です。
動画の活用方法には、「会社説明会で使用する」「SNSに投稿する」「コーポレートサイトに掲載する」などがあり、活用する媒体もさまざまです。
採用動画の活用方法を決めておくことで、費用対効果を高めるとともに、方向性の定まった動画を作りやすくなるでしょう。
採用での課題をまとめておく
採用における課題を洗い出しておくことも重要です。
動画制作会社の中には、採用マーケティングに精通した会社も多くあります。そのため、採用での課題を伝えることで、解決手段を提示してもらえる可能性があるでしょう。
「応募が少ない」「求める人材と応募者のギャップがある」など、これまでの採用活動で浮上した課題を打ち合わせ前にまとめておいてください。
採用動画の制作ならシードアシストにお任せください
採用動画を制作する企業の増加に伴い、求職者が採用動画を視聴する機会も増えています。
しかし、求職者の心に刺さる魅力的な採用動画を制作するためには、専門的なスキルや知識が必要です。
また、これからは単に採用動画を制作するだけではなく、活用方法や他企業との差別化といった採用マーケティングの知識も求められるでしょう。これらのノウハウがなければ、低品質な動画になってしまい、効果的な採用活動にはつながりません。
そこで検討したいのが、動画制作会社の活用です。
動画制作・映像制作を行うシードアシストでは、ブランディングやマーケティングに精通した専門スタッフが、お客様の採用活動をバックアップいたします。
お客様のニーズにあわせた採用動画のご提案をさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
シードアシストでは、動画制作をお考えのお客様のご相談を受け付けております。
具体的な制作内容を伺い、お客さまのご予算に見合ったご提案をさせていただきます。
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