英語の動画広告を作るには?制作のコツと注意点を解説
英語の動画広告は、英語を公用語とする視聴者に対して自社の商品やサービスをアピールするために効果的な方法です。
SNSと組み合わせて動画広告を配信すれば、世界規模での拡散にも期待できるでしょう。その一方で、いくつかのポイントを踏まえて制作しなければ、ブランドイメージが低下するなど、問題につながる可能性もあります。
この記事では、英語の動画広告を制作するメリットや制作時の注意点、そして実際に英語で制作された動画広告の事例を紹介します。
目 次
英語の動画広告を制作するメリット
英語の動画広告を制作するメリットとして、以下の3つがあげられます。
- ・世界規模で動画広告の拡散が期待できる
- ・動画の訴求力を発揮できる
- ・営業ツールとして生かせる
世界規模で動画広告の拡散が期待できる
英語のナレーションや字幕を盛り込んだ動画広告は、日本語だけの動画に比べ、多くの国の視聴者が理解しやすいです。そのため、TwitterやFacebookなどのSNSを通じて世界規模での拡散が期待できます。
リツイートやシェアによって動画が拡散されれば、より多くの方々に視聴してもらえるでしょう。
特に、海外から人気の高い分野の場合、ターゲットの印象に残る動画にすることで、高い宣伝効果を見込めます。
動画の訴求力を発揮できる
そもそも動画には、それ自体で伝えられる情報量が多いという利点があります。アメリカの調査会社の研究によると、1分間の動画の情報量は文字に換算すると約180万文字分に相当するとされています。
動画には、視覚的な訴求力があるためテキストのみの場合と比較すると、幅広い国籍の視聴者に向けたコンテンツの理解促進につなげられます。
また、一つの動画を使ってテロップのみを英語にし、全世界に向けて活用することも可能です。結果的にコスト削減につながるケースもあります。
営業ツールとして生かせる
英語をはじめ、さまざまな言語で動画広告を制作すると、海外展開を加速するための営業ツールとしても生かせます。
英語で制作した動画を、コーポレートサイトやYouTubeなどに掲載するのも有用です。
映像には、海外から注目されやすい日本らしさを残しながら、英語のナレーションや字幕で補足すると他社との差別化にもつながるでしょう。
英語で制作された動画広告の事例4選
ここからは、「英語で制作された動画広告がどのようなものなのか、イメージがわかない」という方に向けて、実際に英語で制作された動画広告の事例を紹介します。
有限会社 湧元
こちらは、動画制作・映像制作を専門としている「シードアシスト」が制作した動画広告です。
日本の伝統織物「近江上布」を世界に発信するブランドムービーとして、着物の美しさや職人たちのやわらかな表情を盛り込み、近江上布の魅力をまとめています。
英語の字幕を加えながら、和楽器を使った楽曲を使用し、日本舞踊を舞う女性や職人たちの映像をはさんでいるのが特徴です。こうすることで、近江上布が日本の伝統織物であることをアピールしています。
株式会社チョイスホテルズジャパン
株式会社チョイスホテルズジャパンは、日本だけでなく海外でもホテルサービスを展開している企業です。
動画では、コンフォートホテルの会員制度「Choice Guest Club(チョイスゲストクラブ)」のサービス内容を、アニメーション映像や英語のナレーションを使って、海外の方向けに分かりやすく伝えています。テンポが良く、視聴してもらいやすい動画といえるでしょう。
株式会社サーティーフォー
こちらは、株式会社サーティーフォーが提供している多言語医療相談サービスアプリ「UrDoc(ユアドク)」の動画広告です。
アニメーションを見るだけで、サービス内容が理解できるように構成されており、アニメーションの画風も海外の方に親しみをもってもらいやすいテイストが採用されています。
KIRIN
英語の動画広告を作る際の注意点
英語の動画広告を制作する際は、日本語で制作・編集する場合とは異なり、注意しておくべきポイントがあります。
- ・外国の方にとって分かりやすい演出とグローバルな視点を心がける
- ・字幕を長くしすぎない
- ・表現に注意する
外国の方にとって分かりやすい演出とグローバルな視点を心がける
英語を意識した動画広告の場合、ターゲットは日本人だけでなく外国の方も含まれます。そのため、日本人が分かりやすいと感じる表現が、外国の方にとっても理解しやすい表現とは限りません。
また、外国の方といっても、地域によってものの見方や考え方が異なります。このため、ターゲットとする地域に合わせた表現を心がけることが大切です。
可能であれば、その地域に住む方に意見をもらうなどしてグローバルな視点を心がけながら制作しましょう。
字幕を長くしすぎない
動画広告は、日本語のナレーションに英語字幕をつけるケースも多いです。しかし、人が短時間で読める文字数には限りがあります。
字幕が長いと、次のシーンに移るまでに読み終えられず、内容が頭に入りにくくなってしまいます。
字幕を入れる場合は、どの言語であっても十分認識できる範囲の文字数にとどめておくことが大切です。
表現に注意する
動画に、英語のナレーションを加えるときは、言葉の表現や言い回しにも注意が必要です。
英和・和英辞典や辞書などに記載されている意味をそのまま直訳しても、意味が伝わりにくかったり、現地では使われていない表現で違和感を覚えたりする可能性もあります。
そのため、できる限りネイティブスピーカーに字幕やナレーションの内容を確認してもらうのが望ましいところです。せっかく動画広告を制作したにもかかわらず、印象を下げてしまうことのないよう注意しましょう。
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