企業WEBサイトでの動画ブランディング

近年、関西エリアでも急激にWEBサイトのメインビジュアルで映像を使用するケースが増えてきました。
なぜ、映像をメインビジュアルで使用するのか?今回はブランディングの観点からお話していこうと思います。
メインビジュアルとは何か?
メインビジュアルとは、ユーザーが最初に目にする要素で主に「ウェブサイトのトップページ上部に表示される部分」のことです。
WEBサイトの歴史を振り返ると、メインビジュアルの変遷はこんな感じでしょうか。
「大きなキャッチコピー」→「画像」→「スライダー(切り替わり式画像)」→「大きな画像」→「映像」
メインビジュアルは、WEBサイトにおいて最も重要な要素です。それはなぜなのでしょうか。
メインビジュアルはユーザーがサイトに訪問した際、最初に目にする要素なので、「発言力」や「インパクト」がないとウェブサイトの直帰率(そのページだけ見て離脱してしまう割合)やその後のコンバージョン率に大きく影響してしまいます。
ユーザーとしてご経験があるかもうしれませんが、WEBサイトを開いたときに、一瞬で「このサイトに目的のものはないな」と判断し、サイトを閉じてしまうという経験があると思います。最初に目にするメインビジュアルを見てほとんどが、そういう判断になってしまうからですね。
つまり、いくらその他のコンテンツが良質であっても、ファーストビューで「このサイトに目的のものはないな」と思われてしまっては、その後のコンテンツを見てもらえなくなってしまうのです。
なぜ、今メインビジュアルに動画なのか?
2015年から東京エリアを中心にWEBサイトのメインビジュアルに動画を設置するケースが急激に増えてきました。
その理由は、動画には「時間軸」が存在するため、画像メインのメインビジュアルより「ファーストビューで瞬時に分かる情報伝達」を叶えることは難しくとも、省スペースで情報を最大限に伝えることが可能です。
動画はテクストや画像の5000倍の情報量があるといわれています。これは、3分の動画に例えるならばWEBサイトで約12ページ分にもなります。
モバイル(スマホ)では動画設置は厳しいのが現在の通信環境で、モバイルでは全てを伝えることはできないけれど、PCサイトで環境が整っている人にはより多く情報を伝えたい。そんな時に最適なのが、メインビジュアルに動画を設置する理由です。
ファーストビューに動画あると
まずは、単純に強烈なインパクトを与えることができます。そしてブランド訴求にも大変有効な手段であることは間違いありません。
これまで、コラムを通じてブランディングについてお話させていただきましたが、ブランディングとは、こちらが「相手に持ってもらいたいイメージ」や「あるべき理想の姿」を心の奥底に染み付かせると言い換えることができると思います。
初めてのユーザーが貴社のサイトに訪問して持ってもらいたい印象は、メインビジュアルに依存するといっても過言ではないでしょう。
その重要な機会にこちらが伝えたい事を最大限伝える大きなチャンスがメインビジュアルです。その機会を生かすためには動画設置が最も有効な手段の一つのなのです。
事例紹介
当社も携わらせていただいたサイトも含めて事例をいくつかご紹介したいと思います。
DDTプロレス 大阪オクトパス2016
12月4日に開催される「DDTプロレス」のビッグマッチプロモーション用特設サイト。
メインビジュアルに動画を使用することによって、DDTプロレスを見たことがないユーザーに対して、どういった興業が行われるのかを訴求。
DDTプロレスを知らないユーザーに、画像やテキストで説明しても伝わりにくい細かなニュアンスを動画設置によって解決してくれます。
上柿鉄工建設株式会社
URL;http://www.uegaki-steel.jp/
ドローン空撮の映像をファーストビューで使用し、企業の規模感をまずは訴求。
企業の高い技術力やスタッフの真摯さを伝えるブランド訴求を行っています。
霊山寺
こちらも、ドローン空撮をメインに使い、お寺の世界観を訴求。
名所である五重塔をフィーチャーし、格式の高さを表現しています。
まとめ
サイトのメインビジュアルに動画を設置するトレンドはますます広がっていくと思われます。
弊社も今月に入って、「サイトに動画を設置したい」というお問合せが急増しております。
動画を制作させていただくだけでも、設置作業も合わせ依頼なさりたい場合もお気軽にお問合せください。
弊社は、WEB制作も行っておりますので、リニューアルをお考えの場合はよりリーズナブルにご対応させていただきます!