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オンライン展示会とは|開催するメリットや開催方法を紹介

記事作成日:2021/04/02

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オンライン展示会とは|開催するメリットや開催方法を紹介

リモートワークやオンライン会議などで仕事を行う機会が増え、今までよりオンラインでの業務割合が増えた人は多いでしょう。現代ではインターネットを活用し、働き方をはじめとした様々な事柄で、新しい形式が増えています。

当記事では、オンライン展示会について、オンライン展示会が広がっている背景や開催方法、開催するメリット・デメリットなどについて解説します。またオンライン展示会を開催できるプラットオフォームについても紹介するため、今後オンライン展示会を検討している企業の担当者は、ぜひ参考にしてください。

 

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1.オンライン展示会とは

オンライン展示会とは、インターネット上で自社の商品やサービスを紹介するイベントです。オンライン展示会は「Web展示会」「バーチャル展示会」と呼ばれることもあります。

新商品の発表会や受注会などは、オンライン展示会と親和性の高いイベントです。オンライン展示会を活用できる業界の例としては、製造業・アパレル販売業・食品販売業・自動車販売業などが挙げられます。

1-1.オンライン展示会が広がっている背景

2020年からオンライン展示会が広がっている背景には、新型コロナウイルスの流行に伴う、「3密回避」や「外出自粛」の流れがあります。

オンラインであれば外出する必要がなく、好きな場所・好きなタイミングで展示会を見ることができ、人と人が集まり密になる心配もありません。また、広い展示会場を回る必要もなく、スムーズに展示品を確認することができます。

2020年以前にオフラインで行っていた展示会の開催が難しくなり、オンライン開催となった展示会も数多くあります。

1-2.オンライン展示会を開催する2つの方法

オンライン展示会を開催する基本的な方法には、下記の2種類があります。

  • 自社特設サイト型
  • プラットフォーム活用型

「自社特設サイト型」は、自社サイト上に展示ブースを作って公開する方法です。商品展示のほかにも、セミナーや講演などを自社サイト上で開催する場合もあります。自社特設サイト型は、Webサイト開発費と開発時間がかかります。

一方、「プラットフォーム活用型」は、すでにあるプラットフォームを活用して展示会を開催する方法です。プラットフォーム活用型は、ある程度フォーマットが決められているため、フォーマットに情報を流し込み、展示会場を作ります。自社特設サイト型に比べて費用と時間はかかりませんが、限られたフォーマットしか使えない可能性があり、自由度は低い傾向にあります。

双方の特徴を踏まえて、自社に適合した方法で、オンライン展示会を開催しましょう。

2.オンライン展示会を開催する3つのメリット

オフラインでの展示会は、密閉・密接・密集といった3密の要素が高かったため、コロナ禍ではオンラインでの展示会が数多く行われるようになりました。今まではオンライン展示会はメジャーではありませんでしたが、実は多くのメリットがあります。

ここではオンライン展示会のメリットを3つ紹介するため、ぜひ参考にしてください。

2-1.集客の幅が広がる

オンライン展示会は、インターネット上で行われ、場所や時間を問わずに参加できます。インターネットにつながっていれば、展示会を見ることができるため、海外など実際の展示会場から遠い場所からでも参加することが可能です。また、時間の制約もないため、参加者の都合の良い時間で展示会に参加することができます。

オフラインであればスケジュールを確保して実際に足を運ぶ必要がありますが、オンラインでは時間を確保して会場に足を運ぶ必要がないため、来場へのハードルが下がります。そのため、集客の幅が広がり、多種多様なお客様に見てもらえる可能性が高くなります。

2-2.来場者のデータを収集・分析できる

オフラインの展示会でも来場者のデータを収集することは可能ですが、スタッフが作業する必要があります。

一方、オンライン展示会であれば、来場者数や商談数の集計をインターネット上で行うことができ、スタッフが作業を行う手間を省くことが可能です。プラットフォーム上で名刺交換を行えば、来場者の個人情報も把握できます。

2-3.コストの削減につながる

オフラインの展示会では、会場やブースのレンタル費用や、チラシの配布費用、ブース装飾費用など様々な出展費用がかかります。一方、オンライン展示会であれば、会場のレンタル費用やブースレンタル費用が必要なく、チラシの制作・配布も不要です。

会場のレンタルやブースの設営には大きな費用が発生するため、オフラインからオンラインに移行することで、全体的に大幅なコストカットを期待できます。

3.オンライン展示会を開催する3つのデメリット

オンライン展示会はメリットだけではなく、デメリットも存在します。特に、オンライン展示会は2020年から増加した形式となるため、実際にオフラインで行ってきた集客方法が通用しない場合も多々あるでしょう。

ここでは、オンライン展示会を開催する3つのデメリットについて解説するため、ぜひ参考にしてください。

3-1.自社ブースに人を呼び込む工夫が必要となる

どれだけ良いサービスや商品を展示していたとしても、来場者の目に留まらなければ意味がありません。人の呼び込みが必要な点はオンライン展示会に限ったことではありませんが、オフラインの展示会とは異なるアプローチが必要です。

オフラインの展示会では、ブースがあるためブースを通りかかった来場者に対して、声かけやチラシ配りなどで、来場のきっかけを作ることができます。

しかし、オンラインでは従来型の集客アプローチが取れないため、オンラインに向いた工夫が必要です。映像コンテンツを作成したり、プレスリリースや広告を出したりするなど、事前の準備が重要となります。

3-2.初出展の場合は慣れるまでに時間がかかる

オンライン展示会は2020年に増加した展示会のスタイルであるため、多くの企業はオンライン展示会に慣れていません。オフライン展示会でのノウハウが蓄積されている企業でも、オンライン展示会ではアプローチ方法が異なるため、今まで通りの成果を出すことが難しい場合があります。

オンライン展示会に初出展する場合は、最初から大きな成果を出すことを目的とするよりも、展示会開催のノウハウ蓄積を目指しましょう。

3-3.来場者が製品やサービスを実際に体験することが困難である

オンライン展示会は場所や時間に縛られずに参加することができる一方で、実際に体験することはできません。

形のないサービスであれば影響は少ないですが、手で触れられる製品の展示会であれば、実物を見せて説明したほうが説得力は高まります。また、サービスについても実際に体験してもらうことで、来場者にサービスの良さを実感してもらうことができます。

オンライン展示会では、その場で触ったり食べたりして体験することは難しいですが、ショールームへの案内やサンプル発送といった工夫を行うことで補うことが可能です。

4.オンライン展示会を開催できるプラットフォーム3選

最後に、オンライン展示会を開催できる3つのプラットフォームについて解説します。

  • バーチャル展示会360
    バーチャル展示会360は、Webブラウザで高品質なバーチャル展示会を開催することが可能なサービスです。音声による呼び込み機能・回遊性を高めるコンテンツ設計で、オフラインの展示会のように会場を巡ることができます。また、分析ツールを用いて効果測定も簡単に実施することが可能です。
  • WEB EXPO Master
    WEB EXPO Masterは、クラウド型のオンライン展示会ツールです。簡単な操作性が特徴で、展示会サイトを構築の際はテンプレートから選んで作ることができます。チャットなどの商談サポートや、ログ解析でのアフターフォローが可能です。
  • EventHub
    EventHubは、クラウド型のビジネスイベントに特化したマネジメントツールです。イベントに特化したサービスであり、小規模から大規模までのイベントに対応することが可能で、複雑なイベントにも豊富な機能で対応できる点が特徴です。

自社の商材や客層、集客戦略などをもとにして、自社にあったオンライン展示会プラットフォームを選択しましょう。

 

まとめ

オンライン展示会の開催には、自社の特設サイトを開設する方法と、プラットフォームを活用する方法があります。オンライン展示会を成功させるためには、オフラインとは異なる工夫やノウハウが必要です。しかし、時間や場所を選ばずに開催・参加できるというメリットから、今後も普及は加速するでしょう。

オンライン展示会の開催を検討している人は、自社の商材や客層、集客戦略などに適合した方法・プラットフォームで展示会を開催することをおすすめします。オンライン展示会を新たなイベント開催手段として有効活用し、自社の販路拡大を目指しましょう。


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