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映像制作におけるアニメーション活用

記事作成日:2017/09/29

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映像制作におけるアニメーション活用

映像制作をする際、その動画は何の為に作るのか、
誰へ向けて作るのか、または予算や納期…と目的に合わせて
適切な表現方法を決めねばなりません。

今回はその表現手法の中の「アニメーション」について
アニメーションの種類・活用方法について、一部ではありますがご紹介致します。

 

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基本的なアニメーションの種類と効果

アニメーションが実写と大きく違う点として、やはり表現・演出の自由度の幅があります。

例えば商品などを透かして内部の状態を説明する。
人体では表現不可能な動きをキャラクターアニメーションでコミカルに表現し、インパクトを付ける。
またはサービスなどの抽象的なイメージをアニメーションで表現する事で、分かりやすく可視化する事も出来るでしょう。

或いは、特殊な場所を舞台にした映像であったり、実写では難しい・大きな予算がかかるものであっても、アニメーションならば制約無く自由に表現をする事が可能です。

アニメーションの制作には、
素材を撮影するわけでは無く、0から素材を作り出すところから始まる為、
程度によっては大変時間がかかってしまうという事も、映像を制作するうえではとても重要なポイントになります。

アニメーションを大きく分類した時、
主な種類として
「モーション・グラフィックス」
「CG」
「手描きアニメ」
などが上げられます。

その他ストップモーションやホワイトボードアニメーションなど、
実写画像を素材に、または動画+アニメーションの組み合わせなどといった手法もあり、アニメーションはそれ単独での表現に留まりません。

今回は上記で上げた3つのアニメーションについて、以下に解説致します。

モーション・グラフィックス

モーション・グラフィックスは最近主流となっているアニメーション表現の一つです。
主にサービスやシステム紹介の動画などと相性が良好で、近年導入している会社が多く見られます。

静止イラスト画像素材などを、AfterEffectなどのコンピューターソフト上で
動きを付けていくのが主な手法になります。

高いデザイン性を持つものが多く、
取っ付き易さの中にスタイリッシュで洗練された雰囲気があります。

キャラクターアニメーションとしても静止画素材を基本に、素材中の一部を動かすアニメーションである事が多く、複数枚の画像を用意しなくても良い事が多い為
フル手描きアニメーションのものと比較すると安価で製作がしやすくなっています。

CGアニメ

CGは実際に存在しないものをコンピューターの3D空間上に立体物として造形し、コンピューターに動きを計算させ表現するアニメーションです。
想像出来うる限りのあらゆる表現を可能とします。

この造形工程はモデリングと呼ばれており、モデリングした物質に更にボーン(骨組み)を設定し、アニメーションとして動きを作成していきます。
深い専門知識やソフトが必要で、製作工程が多く複雑な為時間も料金も大変高くなりがちです。

ですが、実写映像との相性がアニメーションの中でも良く、とてもリアルな映像を作ることも可能です。
ハリウッド映画などにおける多くの視覚効果が、3DCGアニメーションで作成されています。

立体物を製作しアニメーションさせる3DCGも、例えば映画演出でよく見受けられる爆発やレーザーの光線などの表現も同じくCGという括りになります。

手描きアニメ

手描きアニメーションの括りとしては、いわゆるセル画アニメなどが一般的です。
基本的には複数の多くの静止画像群の連続によって動きを作る手法となります。
原則として1秒間の映像を作る為に30枚の連続した絵が必要であり、
これを一枚ずつ作成する為、動きの緩急などにもよりますが静止画の総数は膨大なものになります。
修正にも時間がかかるのでこまめにチェックの機会を設ける事も重要です。

手描きアニメーションはシンプルなキャラクターを動かすことを得意としており、大きな長所として動画を見る人に親しみを与えやすい表現手法になります。

しかし、リアルなものや複雑なものを描写する際、一つの動作を行うごと・角度を変えるごとに、微細な差異の同じ絵を無数に描かなければならない為、作業が膨大になってしまいます。

 

如何でしたでしょうか。
実写とアニメーションの違い、アニメーションの各種類について
特徴を把握した上で、映像製作にどの表現を用いるのかの選択にどうぞお役立て頂ければと思います。

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