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映像・音声ケーブルの種類  その特徴や信頼性について

記事作成日:2021/05/31

記事を書いた人
前田 武志

前田 武志

映像クリエイター

前職ではテレビ番組のディレクター、ミュージックビデオの演出を経験してきました。 撮影は人物や、パースを利かせたワイドな画が得意です。 編集は音楽に合わせたテンポ感あるものが得意です。

Wi-Fi、Bluetooth、スマート照明など、近頃いろんなものがワイヤレスになって、

ほんと便利になりましたよね。

リビングを掃除してる時、テレビ台の後ろがケーブルでごったがえしている。
なんてお宅も、20年前に比べれば少なくなったことでしょう。

この前置きに反して、今回はケーブルのお話です。

ケーブルの種類と特徴なんて話は、苦手な方が多いですよね。

ただ情報を羅列しただけでは面白くないので、

今回は業務レベルでの使用の際の「信頼性」という視点で語っていきます。

 

音声ケーブルの種類

音声ケーブルは、コネクターの形状、バランス(2極)/アンバランス(3極)などの仕様により、

抜けにくさ、ノイズの少なさ、など現場運用での信頼性が大きく変わります。

3.5mmミニプラグ


民生機器のヘッドフォンやイヤフォンで見かける形状です。
モノラル/ステレオ 2種類ありますが、コネクタ部分を見れば一目で見分けがつきます。
ケーブルを軽く触っただけでノイズが起きやすく、抜けやすいので、業務レベルでの信頼性は低いです。

 

RCAピン

こちらも民生機器でよく見かける形状です。非常に安価で、軽く引っ張った程度では抜けませんが、
ノイズに弱く、長く引き回すのは危険なケーブルです。

 

フォーン(標準プラグ)

エレキギターやベースなどの楽器のシールドに使われている形状です。
このあたりになってくるとようやくバランス方式のものがありますので、信頼性が高く安心できます。
ただし、プラグがむき出しになっており傷つきやすく、抜けやすいので、まだまだ安心できません。

 

XLR(キャノンコネクタ)


米キャノン社が開発したXLR型オーディオコネクター。キャノンケーブルなんて呼ばれる事が多いです。
「バランス(均衡)方式」でノイズが少なく抜けにくいので、非常に信頼できます。
ただし安いキャノンケーブルは要注意。使用中のトラブルを避けるため、放送局でよく使われているCANARE、またはBELDENなど、信頼性の高いケーブルを使用します。

 

スピコン(SpeakON)

パワーアンプとスピーカーとの接続に使われる端子です。
スピーカー駆動のための電力を大きく取れ、金属端子が露出していないため感電の恐れが少ないのが特徴。

 

 

映像ケーブルの種類

映像ケーブルは、どのような規格の信号が伝送できるか?などや、
映像の他、音声など多種の信号が送れる事に違いが出てきます。
抜けにくく、安心して長く伸ばせることも重要です。

 

 

RCAケーブル(ピンケーブルとも言います)

DVDデッキ、プレステ、DJミキサーなどに使われています。
地デジやハイビジョン(HD)信号は使用できません。

 

VGA

アナログのRGBコンポーネント映像信号の入出力をおこなうVGA形式の端子。
一昔前のパソコンや小型のプロジェクターに必ずついていたミニD-Sub15ピン。

 

DVI

HDMIが登場する以前においては、唯一のデジタルディスプレイ規格でした。

4Kや8Kには対応していません。

 

HDMI

1本で映像と音声を送る事ができる、PCやゲーム機などでお馴染みのケーブル。

4K画像が送れるハイスピードタイプもあり、一般の方には良いケーブルと思われがち。

しかしながら、長く伸ばすのは10mが限度。抜き差しを繰り返すと接触不良が起きたり、

抜けやすく、端子の先端は割りばしを折るくらいの力で簡単に折れてしまいます。

現場運用にはまだまだ不安があるケーブル。

 

BNC端子(同軸)

業務機、放送機器やっぱりこれでしょう。

差し込んで回してロックができ、抜けにくい。SDI(信号伝送規格)を 伝送可能で4Kも送れます。

扱う信号にもよりますが100mまで伸ばせますし、音声が8チャンネル送れるのも助かります。

 

光カメラケーブル

テレビやライブ中継などに使われます。

光ファイバーや、多数の信号線と電源線が1本で伝送可能。

ここまで来たら私ごときが信頼性を云々かんぬん言うにはおこがましいと思える代物です。

ARIB(電波産業会)にて制定されました放送用カメラケーブルです。

 

 

信頼性が必要な理由

ここで、ケーブルを製造販売しているメーカーさんに対して、「信頼性」という言葉を使っている事を、

誤解のないように申し上げますと、

普段、私たちが映像制作現場でケーブルを扱う時、重要視している事はこんな事なんです。

① 丈夫で扱い安い事 → スピーディーに設置できる事

② 過酷な状況下でもトラブルが少ない → 抜けにくい、取り回しがしやすい

③ 距離を伸ばしてもクオリティが保てる → 信号にノイズが少い

といった特殊な使用条件があるからです。

現場で映像・音声信号のやり取りに何か不具合がある時、ケーブルやコネクタの接触不良に原因がある事が非常に多いのです。

消耗品ですからね。事故やミスの無いよう、ケーブル選びや扱いにも注意を払いたいですし、

民生機器に使われるケーブルと、業務機器に使われるケーブルでは、

使用環境や求められる事が違いますから。

 

まとめ

撮影機材を現場運用する上で、

高価な機材と比べれば、優先順位が低くみられる「ケーブル」。

過酷な状況に耐え、伸ばしては巻くを繰り返し、

「コレ持ってけ」といってポイっと投げ渡される事もしばしばあります。

接触不良の疑いが1回出ただけで、NGの印をつけられ、やがては捨てられる消耗品ですが、

「予備で多めに持ってきたケ-ブルに助けられた」

「普段あまり使わないけどこのタイプのケーブル買っといてよかった」なんて事は

しょっちゅうあります。

ケーブル1本1本にも、愛情を込め注意を払いつつ現場に臨むべきなのです。

なぜならケーブルは、映像制作を行う私たちにとって「命の綱」ですから。

 

 

 

 

 

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