かっこいい、おしゃれ、面白い紹介動画とは?手順とポイントを紹介
昨今は、自社のサービスや商品の認知度アップ、あるいは採用活動のために紹介動画を活用する企業が増えています。また、他社との差別化を図るために、「かっこいい」「おしゃれ」「面白い」動画を制作したいと考えている方も少なくありません。
そこでこの記事では、紹介動画を制作するメリットやポイント、実際の手順を紹介します。
あわせて、動画の制作事例もまとめていますので、インパクトのある動画を制作したいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
かっこいい・おしゃれ・面白い紹介動画を制作するメリット
まずは、かっこいい・おしゃれ・面白い紹介動画を制作する、以下4つのメリットについてみていきましょう。
- ・視聴者の印象に残りやすくなる
- ・認知度がアップする
- ・興味や関心を持ってもらうきっかけになる
- ・拡散も期待できる
視聴者の印象に残りやすくなる
かっこいい・おしゃれ・面白い紹介動画は、映像やテキスト、音声などを通じて「視覚」と「聴覚」へダイレクトに働きかけるため、動画を見る人に強い印象を残しやすいです。
動画の強みは、その情報量の多さにあり、アメリカの調査会社の研究によると、1分間の動画の情報量を文字に換算すると、約180万文字分に相当するとされています。
また、文字やセリフが入っていなくても、見るだけで情報を認識できるため、国籍や年齢が異なるさまざまな視聴者に向けて情報を伝えられるでしょう。
さらに、動画はストーリー性を持たせることも可能なため、静止画では印象に残せない内容を、効果的かつ効率的に伝えられます。
認知度がアップする
インパクトのある動画を配信することで、企業の認知度アップに期待できる点も紹介動画を制作するメリットです。
例えば、会社紹介の動画を制作し、それを見た視聴者が「この会社のことをもっと知りたい」と興味を持てば、その会社のホームページも閲覧するといった効果にも期待できます。
興味や関心を持ってもらうきっかけになる
印象に残る動画を制作できれば、自社のサービスや商品をまだ知らない方に、興味を持ってもらえるきっかけにつながります。
自社ならではの魅力を、かっこいい・おしゃれ・面白いのいずれかで演出し、アピールすることで、新しい層の反応も期待できます。
拡散も期待できる
インパクトのある動画は、ユーザーの話題にのぼりやすく、SNSなどでの拡散も期待できます。
単純に情報が詰め込まれただけの動画は、途中で視聴されなくなる可能性もありますが、インパクトのある動画なら、視聴者が最後まで視聴する可能性も高まるでしょう。
さらに、SNSで動画が拡散されれば、自社のサービスや商品の認知度アップによる売り上げ向上にもつながります。
かっこいい・おしゃれな紹介動画を制作するポイント
続いて、かっこいい・おしゃれな紹介動画を制作する際のポイントを紹介します。
ストーリー性を考える
多くの動画コンテンツがあふれている昨今は、より多くの人の目に留まる紹介動画を制作するために、ストーリー性を考えることが重要です。
起承転結が明確な動画は、ユーザーの興味や関心を引きやすくなります。
まずは、動画を制作する目的やターゲットを明確にしたうえで構成を考えましょう。これらを明確にすることで、伝えたいメッセージを絞りやすくなります。
カメラのアングルにも工夫をする
かっこいい・おしゃれな動画の制作は、カメラのアングルを工夫することもポイントの一つです。
制作する動画のイメージによって、カメラアングルをズームにしたり、空撮をしたりなど、複数の撮影方法を取り入れることで、ユーザーが飽きない動画を制作しやすくなります。
どのような動画に仕上げたいのかを明確にしたうえで、工夫を凝らしていきましょう。
インパクトのあるシーンを入れ込む
インパクトの強いシーンがあると、動画全体の引き締め効果があり、視聴者に最後まで視聴してもらいやすくなります。
テロップやBGMを加工したり、動画の冒頭でいきなりインパクトを与えたりするのも効果的でしょう。
イメージにあう音楽を効果的に使う
BGMは、動画を印象づける重要な要素の一つです。
動画のイメージにあったBGMかつ、テンポのよい音楽を使用することで、動画のイメージを変えられます。
ただし、アーティストの楽曲を使用するためには、使用料がかかる点に注意が必要です。コストを抑えて動画を作成したいときには、著作権フリーの素材を活用しましょう。
面白い紹介動画を制作するポイント
次に、面白い紹介動画を制作する際のポイントを紹介します。
冒頭からつい見てしまう仕掛けをつくる
面白い紹介動画を制作するためには、冒頭からつい見てしまいたくなる仕掛けをつくる必要があります。
まずは、ターゲット層を決めて、設定したターゲットが反応するようなインパクトのあるシーンをつくりましょう。
視聴者に、「このあとどのような展開になるのか」という期待感を持ってもらうことで、最後まで動画を飽きずに見てもらいやすくなります。
伝えたいことを一つに絞る
面白い動画をつくるためには、伝えたいことを一つに絞り、簡潔にまとめることもポイントです。
メッセージを多く入れすぎると、何をいいたい動画なのかわからなくなり、印象に残らない可能性もあります。
冒頭からすぐに理解できる、わかりやすさと親近感を意識して制作しましょう。
今のトレンドも意識する
動画を制作するときは、トレンドを意識することも重要です。
トレンドに乗った動画は拡散されやすく、高いプロモーション効果が期待できるからです。
TwitterやInstagramなどのSNSでトレンド入りしているものや、Googleトレンドを活用して、検索されているワードをピックアップし、動画に加えるとよいでしょう。
印象に残る紹介動画を制作するための手順
ここからは、印象に残る紹介動画を制作するための手順を5つにわけて解説します。
【ステップ1】6W1Hを考える
6W1H | 日本語 | 内容 |
---|---|---|
WHAT | 何を | 何を伝えるのか |
WHY | なぜ | なぜ伝えるのか |
WHO | 誰が | 誰に伝えるか |
WHERE | どこで | 動画を紹介する場所 |
WHEN | いつ | 視聴者はいつ動画を視聴するか |
WHOM | 誰に | 誰に伝えるか |
HOW | どうやって | どのような方向性で動画をつくるか |
動画を撮影するときはまず、「6W1H」を考えてから制作するようにしましょう。あらかじめ、6W1Hを設定しておくと、紹介動画の方向性を明確化できます。ターゲットや目的、動画を紹介する場所などを具体的に決めてから、構成を組み立てるようにしましょう。
【ステップ2】動画の企画・構成を決める
紹介動画には、多くの情報を含められますが、詰め込みすぎはNGです。
一つの動画に多くの内容を詰め込みすぎてしまうと、伝えたいことが分散してしまい、印象に残りにくくなります。
構成を考えるときは、最も伝えたいメッセージを決めてから、ほかの部分を肉付けしていくのがよいでしょう。
構成ができたあとは、脚本や計画書を作成してから撮影すると、スムーズに制作を進められます。
【ステップ3】撮影に必要なものを準備する
企画・構成の内容が決まったら、カメラや照明など、必要となる機材や道具を準備するほか、出演者や撮影場所の手配もしておきましょう。
また、企画や構成で決めた内容をイメージ通り動画に落とし込むためには、動画に使用するイラストやBGM、効果音、アイコンなどの素材を事前に決めておくことも大切です。
インターネット上には、有料素材だけでなく、無料で使用可能な素材も豊富にあります。
動画制作費用と相談しながら、素材を準備してください。
【ステップ4】撮影をする
次は、構成を軸に動画を撮影します。撮影する際は、1カットを10秒以内に抑えて動画を制作するのがおすすめです。
短すぎれば何を伝えたいのかわかりませんし、長すぎればユーザーが飽きやすくなってしまいます。
また、複数のカメラを使用しながら、多角的に撮影するのもポイントです。
見やすさに配慮するため、室内の場合は照明に注意し、屋外の場合は撮影に適した場所があるかを事前にチェックするロケーションハンティングも怠らないようにしましょう。
【ステップ5】編集をする
編集とは、集めた素材と撮影した動画を組み合わせていく作業です。
紹介動画は、比較的短い動画であるため「短い時間の中でどのようなメッセージを伝えるか」が重要となります。
何を残して、何を残さないかの判断は、編集者のセンスが問われます。
かっこいい・おしゃれ・面白い動画の制作事例
ここでは、動画制作を行う「シードアシスト」の制作事例を紹介します。
KAPTURE™様
[vimeo 760959506 w=640 h=360]
こちらは、トートバッグの商品説明に関する紹介動画です。
ターゲットは18歳~25歳のZ世代。「旅」というテーマのもと、新ブランドの立ち上げに伴った商品を訴求するムービーとなっています。
「日本の都市景観」を感じてもらえるよう、大阪の中心街で撮影を行い、若者を浮遊感のある映像で表現したのがポイントです。
旅がテーマのブランドではありますが、日常使いにもピッタリであることをアピールする動画に仕上げました。
有限会社 湧元様
[vimeo 765626878 w=640 h=360]
こちらは、日本の伝統織物である「近江上布」を世界に発信するための動画です。
職人たちの手仕事を、柔らかな表情と豊かな自然とともに表現しています。
ストイックな雰囲気も演出するとともに、マッチカットやハイスピード撮影を多用して、テーマが伝わりやすい流れにした点も特徴の一つです。
BGMには、日本の自然と人間との関係性をアピールできるような楽曲を使用しました。
株式会社フジキン様
[vimeo 526517941 w=640 h=360]
こちらは、株式会社フジキン様の製品に関する紹介動画です。
製品の性能・品質の高さを伝えながら、インパクトのある動画にするために、コントラストで明暗差を強調しています。
また、製品それぞれで特徴が異なるため、アニメーションやCGを用いた表現方法もポイントの一つです。
かっこいい・おしゃれ・面白い紹介動画ならシードアシストにお任せください
かっこいい・おしゃれ・面白い紹介動画の制作をお考えの方は、ぜひシードアシストにお問い合わせください。
シードアシストでは、企画立案から撮影・編集まで一貫して担当しており、テレビ番組やテレビCMなどを制作している経験豊富な映像ディレクターも多数在籍しています。
各分野の専門スタッフが、密にコミュニケーションを取りながら動画を制作しているため、目的にあった最適な動画を提供できるのが、シードアシストの強みです。
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