商品紹介・サービス紹介動画とは？作り方とコツ、事例を紹介｜大阪の動画制作・映像制作会社なら株式会社シードアシスト

最近では、自社の商品やサービスを紹介するツールとして、商品紹介動画やサービス紹介動画を活用する企業が増えています。しかし、動画を制作したいと思うものの、「動画の作り方が分からない」「動画制作のコツを知りたい」という方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、商品紹介やサービス紹介動画を制作するメリットと、作り方を紹介します。あわせて、動画制作のコツや参考事例についてもまとめていますので、ぜひ最後までお読みください。

商品紹介・サービス紹介動画とは、商品やサービスの内容、メリットを紹介する目的で制作する動画のことです。

分かりやすい動画を制作できれば、商品やサービスの概要、あるいは効果をイメージしてもらいやすくなり、より多くの視聴者にアプローチできます。

そのため昨今は、コーポレートサイトやオウンドメディアに加えて、商品紹介・サービス動画を活用する企業が増えているのです。

商品説明・紹介動画

商品説明・紹介動画は、貴社の商品を分かりやすく説明・紹介します。商品の機能や商品に対する想い、開発工程など文字だけでは伝わりづらい内容でも動画を活用して、商品の魅力を表現することで伝わりやすくなります。

商品紹介・サービス紹介動画を制作するメリットとして、以下の3つがあげられます。

• 短時間に多くの情報を伝えられる
• 具体的なイメージがわいて購買につなげやすい
• 動画広告やSNSなどで活用しやすい

それぞれについて、詳しくみていきましょう。

商品紹介・サービス紹介動画を制作する最大のメリットは、短時間で多くの情報を分かりやすく伝えられる点にあります。

アメリカの調査会社「Forrester Research」のJames L. McQuivey博士が発表した研究結果によると、「1分間の動画で伝達可能な情報量は、文字に換算すると180万語、Webページに換算すると約3,600ページに相当する」といわれています。

さらに、動画は見たままの情報を伝えられるため、国籍や年齢層が違ったとしても、同じメッセージを伝えやすいです。

紹介したい内容が複雑であるほど真価を発揮しやすくなるのが、商品紹介・サービス紹介動画の大きなメリットといえます。

商品紹介・サービス紹介動画には、具体的なイメージがわきやすく購買につなげやすいというメリットもあります。

例えば、「SaaS（※1）」や「シェアリング・エコノミー（※2）」など、比較的新しいサービスを紹介する場合は、サービス名や概要をまだ知らない方が多数います。

このような場面で、サービスの特徴やメリットを分かりやすく伝えられると、実際に利用する際のイメージがわき、購買につなげやすいです。

※1：「Software as a Service」の略称で、サービスを提供する事業者側で稼働しているソフトウェアを、インターネットなどのネットワークを経由してユーザーが利用できるサービスのこと

※2：企業や個人が持つスキルやものなどを、インターネット上のプラットフォームを介して取引するビジネス形態のこと

商品紹介・サービス紹介動画を、コーポレートサイトやオウンドメディアに設置すれば、サイトに訪れたユーザーに向けて営業ツールとしても活用できます。

また、YouTubeやInstagram、Facebook、TwitterなどのSNSにも投稿できる他、広告にも生かせます。

さらに、タクシー広告やトレインチャンネルなど、動画広告が掲載できる場所は増えているため、SNSとあわせて活用することも可能です。

長期間にわたって、さまざまなシーンでアプローチできるという点は、商品紹介・サービス紹介動画を制作するメリットといえるでしょう。

ここからは、商品紹介・サービス紹介動画の作り方について、具体的な手順を解説します。

まずは、動画制作の目的とターゲットを明確にし、企画や構成を決めておきましょう。

企画を決める時には、6W1H（Who（誰が）、Why（なぜ）、What（何を）、Whom（誰に、誰と）、When（いつ）、Where（どこで）、How（どのように））を意識することが大切です。

企画の主旨が決まったら、動画の形式など全体の構成を考えていきましょう。

その際、構成や演出についてのイメージを記載した「絵コンテ」を作っておくことをおすすめします。絵コンテは、動画制作の設計図となるため、動画の内容をイメージしやすいだけでなく、共有もしやすいです。

動画の企画や構成が決まったら、必要な機材や撮影に参加する人のスケジュール調整を行います。加えて、撮影許可などの事前準備も必要です。

時には、予期せぬ騒音などで撮影に支障をきたしてしまう可能性もあるため、トラブルが発生した場合の対処法についても決めておくと良いでしょう。

スムーズに撮影を進めるためには、事前準備を抜かりなく行っておくことが大切です。

撮影の準備が整ったら、構成や絵コンテをもとに撮影をします。撮影時には、彩度や光、背景、マイクの音量調整をしっかり行ってください。

映像自体はきれいに仕上がっているのに、音声にノイズが混じっていたり、映してはいけないものがあったりすると、動画のクオリティが下がってしまう可能性があります。

編集の際に修正できることもありますが、修正が原因で不自然な動画になってしまう場合もあり得ます。視聴者の心に響くような動画に仕上げるためにも、撮影は手を抜くことなく行いましょう。

撮影が終わったら、次は編集作業を進めていきます。編集ソフトを用いて素材をカットしたり、紹介する内容にあうBGMを合わせたりするほか、映像の明るさ調整なども行いましょう。

また、フィルターやエフェクト、説明が必要な箇所にはテキストやナレーションを加えて、視覚的に情報が理解しやすくなるように編集します。

編集が完了したら、はじめから動画を再生して内容を確認しましょう。動画を見直すことで、編集中には気づかなかったミスや違和感がみつかります。修正が必要な箇所に対応できれば、より良い動画に仕上がるでしょう。

▶ 商品説明・紹介動画の事例を見る

より多くの視聴者に、商品やサービスを理解してもらうためには、魅力が伝わる動画に仕上げることが大切です。

ここでは、商品紹介・サービス紹介動画を成功させるためのコツを4つ紹介します。

商品紹介・サービス紹介動画を制作する際は、制作の目的や活用方法を明確にしておくことが大切です。

例えば、「サービスの理解促進につなげたい」「文章だけでは伝わりにくい機能やメリットを伝えて購買につなげたい」など、動画制作の目的を明確にしておきます。

そうすることで、視聴者に伝えるべき内容が定まり、効果的な動画に仕上げやすくなります。

動画のターゲットや、視聴してほしいユーザーのイメージも明確にしておきましょう。

ターゲットを明確に定めれば、訴求のポイントや適切な表現方法、効果的な映像の種類がみえてきます。

反対に、ターゲットを明確にしないまま動画を制作すると、方向性があいまいになり、魅力が伝わりにくい動画になる可能性があります。

「どのような人に商品やサービスを利用してもらいたいか」「どのような状況であれば、商品やサービスを購入するのか」を深く考え、動画の方向性や具体的な戦略を決めていきましょう。

商品やサービスの強みを明確にしたうえで、動画を制作することも重要なコツの一つです。自社の強みや魅力を動画で伝えられると、視聴者の購買意欲をかき立てやすくなります。

また、視聴者からより多くの関心を集めるには、ターゲットが親しみを感じるようなユニークな動画に仕上げると話題性につながりやすくなります。

かっこいい、おしゃれ、面白い紹介動画とは？手順とポイントを紹介

昨今は、自社のサービスや商品の認知度アップ、あるいは採用活動のために紹介動画を活用する企業が増えています。また、他社との差別化を図るために、「かっこいい」「おしゃれ」「面白い」動画を制作したいと考えている方も少なくありま…

視聴者に、商品やサービスについて知ってもらいたいからといって、情報を盛り込みすぎてしまうと、かえって記憶に残りにくくなりがちです。

そのため、商品紹介・サービス紹介動画での訴求ポイントは、制作する動画の長さに合わせて絞りましょう。

例えば、20秒程度の動画であれば、訴求ポイントは1つに絞るのがおすすめです。1分程度の動画であれば3〜4つ、2分程度の動画なら最大でも5つまでに絞ると作りやすいです。

最後に、動画制作のプロである「シードアシスト」が制作した、商品紹介・サービス紹介動画を3つ紹介します。

動画の構成や撮影のパターンなど、実際の動画制作をイメージしながら、ぜひご覧ください。

こちらは、香港の企業C-FORCE BIOTECH様が販売する、「エアコンマスク」の商品紹介動画です。

日本の技術を駆使して開発された商品のため、「動画も日本で作りたい」というご相談のもと、日本独特の映像表現を意識した動画を制作しました。

商品の使い方や特徴が伝わりやすいよう、シンプルなストーリー構成にしています。

こちらは、メロディアン株式会社様が販売する、「MA-Tウィルウォッシュ」の商品紹介動画です。

約45秒の動画の中で商品の特徴や効果的な使用方法、そして活用シーンがテンポ良く伝わるよう工夫しています。

また、幅広い年齢層に好感を持っていただけるよう、スッキリとしたデザインと清潔感のあるカラーを採用した点もポイントの一つです。

こちらは、シャープ株式会社様が販売する電子辞書、「Brain」の商品紹介動画です。

動画には、ターゲット層と同様の高校生や大学生を起用し、インタビュー形式で商品の魅力を分かりやすく伝えています。

また、動画のオープニングにクイズを出題し、動画のラストに答えが出るような仕掛けも盛り込みました。これにより、動画の視聴率アップを図っています。

商品紹介・サービス紹介動画を自社で作るには、手間がかかるだけでなく、動画編集などのスキルも必要です。

そのため、「何からはじめれば良いか分からない」という方や、「紹介動画を活用して、売上アップにつなげたい」とお考えの方は、ぜひシードアシストにご相談ください。

シードアシストでは、動画制作のスペシャリストが、企画立案から動画の撮影、編集までを社内で一貫して対応しています。

これまでのノウハウとクリエイティビティを発揮し、事業をバックアップいたしますので、紹介動画の制作をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。

商品説明・紹介動画

商品説明・紹介動画は、貴社の商品を分かりやすく説明・紹介します。商品の機能や商品に対する想い、開発工程など文字だけでは伝わりづらい内容でも動画を活用して、商品の魅力を表現することで伝わりやすくなります。