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アニメーション広告とは?種類と成功事例、作り方を紹介 | 大阪の動画制作・映像制作なら株式会社シードアシスト

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アニメーション広告とは?種類と成功事例、作り方を紹介

記事作成日:2024/02/12

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アニメーション広告とは?種類と成功事例、作り方を紹介

アニメーション広告は、文章や写真だけでは伝わりづらい内容をわかりやすく表現できる点に特徴があります。しかし、アニメーション広告にはさまざまな種類があるため、「具体的なメリットや作り方がわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、アニメーション広告の種類と、広告出稿のメリット・デメリットを詳しく解説します。

あわせて、成功事例についても触れていますので、アニメーション広告の導入をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

動画制作に関するご相談、お見積もり依頼などお気軽にお問い合わせください。

動画広告のアニメーション広告とは

動画広告のアニメーション広告とは

アニメーション広告とは、イラストや文字に加えてアニメーション動画を用いた広告のことです。

アニメーション動画を用いて商品やサービスを紹介することで、視聴者にイメージが伝わりやすく、記憶にも残りやすくなります。

アニメーション広告は、人気動画投稿サイトの「YouTube」を用いて制作するケースが多く、サービスや商品紹介のほかにも、採用に関する映像にアニメーションを活用して若手人材獲得に力を入れる企業も増えています。

動画広告における2Dアニメーションの種類

動画広告における2Dアニメーションの種類

アニメーション動画は、大きく「2Dアニメーション」と「3Dアニメーション」の2種類に分けられます。

2Dアニメーションの種類は、主に以下の5つです。次項で、それぞれの特徴やメリットについて解説します。

・イラストアニメーション
・モーショングラフィックス
・ピクトグラムアニメーション
・キャラクターアニメーション
・フルアニメーション

イラストアニメーション

イラストアニメーションは、シンプルなグラフィックやイラストのみを用いた動画です。

パラパラ漫画のように複数のイラストをひとコマずつ動かしながら表現するため、制作するには膨大なイラストが必要となります。

イラストアニメーションは、複雑な情報をわかりやすく伝えられる点がメリットです。保険や教育サービスといった、無形商材のサービス紹介動画にも向いています。

アニメーション動画の中でも比較的制作コストが低く、納期も短く設定できるため、人気のアニメーション制作手法の一つです。

モーショングラフィックス

モーショングラフィックスは、図やイラスト文字などの静止画の素材に、動きや音楽を加えて商品情報やストーリーを伝える手法です。

グラフィックスに動きをつけることで、静止画よりも情報が伝わりやすくなり、躍動感のある動きで「嬉しい」「楽しい」といった感情を表現できます。

視聴者の目を惹く効果があるため、テレビCMやYouTubeのオープニング映像などで使用されています。

ピクトグラムアニメーション

ピクトグラムアニメーションは、一目でわかる図や記号など、シンプルな絵やマークに動きをつけた動画です。

例えば、公共トイレのマークやパーキング、タバコのマークなど、身近な商業施設や公共施設でよく使用されているアイコンがピクトグラムとしてあげられます。

ピクトグラムグラムアニメーションの特徴は、余分な情報を排除することで、視聴者に伝えたい情報のみをシンプルにわかりやすく表現できる点です。

種類豊富なアニメーション動画の中でも、比較的低コストで制作できます。

キャラクターアニメーション

キャラクターアニメーションは、テレビや漫画でよく見かけるキャラクターが登場する動画です。

人や動物はもちろん、自分が作ったオリジナルキャラクターを自由に動かして動画に組み込むこともできます。

親しみやすいキャラクターを用いることで視聴者の印象に残り、共感を得やすくなる点が最大のメリットです。

商品やサービスにあったキャラクターを作成すれば、訴求力の高いアニメーション広告として発信できます。

フルアニメーション

フルアニメーション動画は、映画で使用されるような動きが滑らかなアニメーションを用いた動画です。より自然な動きが可能で、動画の世界観を表現しやすいというメリットがあります。

視聴者の記憶にも残りやすいため、商品やサービスのブランディング目的で多く使用されています。

フルアニメーション動画の制作期間は、ほかのアニメーション動画よりも長く、3〜6カ月が目安です。また、制作費用も高額になりがちです。

動画広告における3Dアニメーションの種類

動画広告における3Dアニメーションの種類

続いて、3Dアニメーションの種類をみていきましょう。主に以下の2つがあります。

・3Dアニメーション
・2.5Dアニメーション

3Dアニメーション

3Dアニメーションは、紹介したい商品やサービスを縦、横、奥行きのある3次元CGを用いて、立体感やリアルな動きを表現できる点が特徴です。

文字やイラストだけでは伝わりづらい情報も伝えやすいので、カメラや掃除機のような機械の動きや、建物の内部構造を紹介するのに向いています。

また、実写映像と3Dアニメーションを組み合わせれば、映像品質の高い独特な演出が可能です。

ほかの動画広告よりも多くの制作時間や費用がかかる傾向があるものの、一度制作すれば営業用ツールとしてさまざまな用途に活用できます。

2.5Dアニメーション

2.5Dアニメーションは、2Dの映像を3Dのように見せたアニメーション動画です。「アイソメトリックアニメーション」とも呼ばれています。

平面ではなく、斜め上から全体を見下ろすようなデザインを制作し、2Dと3Dの中間ほどの立体感を表現できます。

2.5Dアニメーションでは、建物や設備内で作業する様子をわかりやすく表現できるため、企業やWebサイトの説明図、俯瞰図の制作に向いています。

3Dアニメーションよりも制作コストを抑えながら、ハイクオリティな印象を与えられる点が魅力です。

動画広告にアニメーション動画を使うメリット

動画広告にアニメーション動画を使うメリット

動画広告にアニメーション動画を使うメリットとして、以下の4つがあげられます。

・企業のメッセージが伝わりやすい
・音がなくても内容を理解しやすい
・出演者のイメージが影響しにくい
・記憶に残りやすい

企業のメッセージが伝わりやすい

アニメーション広告は、文字や画像だけでは伝わりにくい商品やサービスのイメージを、わかりやすく伝えられるのが利点です。

無駄な情報を入れず、企業が伝えたいメッセージを重視したシンプルな動画を制作できるため、直感的に内容を理解しやすく、視聴者に好印象を与えられます。

例えば、実写動画だけでは目立たない商品でも、キャラクターに動きをつけて商品やサービスを紹介すれば、より魅力的に見せることができるでしょう。

アニメーション動画を使用することで、企業のメッセージが伝わりやすくなり、訴求力の高い動画制作を実現できます。

音がなくても内容を理解しやすい

アニメーション広告は視覚的に伝わる情報が多いため、音がなくても内容を理解しやすいというメリットがあります。

例えば、会社や学校、電車の中といった音を出せない状況でユーザーが動画を視聴するシーンでも、アニメーション広告であれば必要な情報をわかりやすく伝えられます。

ミュート状態でも訴求できるアニメーション動画は、聴覚に障害のある人にも受け入れられやすく、海外でも人気の手法です。

ナレーションを多言語化すれば、世界中の視聴者へメッセージを伝えられます。

出演者のイメージが影響しにくい

幅広い年齢層から受け入れられるアニメーション広告には、出演者のネガティブなイメージが影響しにくい点もメリットです。

動画広告に有名人やタレントを起用すると、出演者に対するイメージが商品やサービスに良くも悪くも影響してしまいます。

万が一、広告に起用した人物が不祥事を起こした場合、企業のイメージや売上が低下してしまいかねません。

一方、商品のテイストに応じて視覚的な楽しさを与えられるアニメーション広告であれば、視聴者の心を惹きつけて、商品やサービスにポジティブな印象を与えられます。

記憶に残りやすい

アニメーション広告は、難しい内容でも視覚的にわかりやすく表現でき、視聴者の記憶に残りやすいメリットがあります。

例えば、登場するキャラクターのサイズや色味を変化させる、伝えたい情報の色やサイズを変えて強調する、紹介するサービスにあった風景やキャラクターを用いるなどの工夫により、視聴者の理解度を高めて強く印象づけることが可能です。

多くの情報をスムーズに伝えられるため、動画を最後まで視聴してもらえる可能性が高まり、商品やブランド認知の向上が期待できます。

動画広告にアニメーション動画を使うデメリット

動画広告にアニメーション動画を使うデメリット

アニメーション広告にはメリットがある一方で、デメリットも存在します。具体的には、以下の3つがあげられます。

・費用が高くなりがち
・リアリティを出しにくい
・ブランドイメージとズレるケースもある

費用が高くなりがち

アニメーション広告には多くの種類があり、それぞれで制作費用が異なるものの、実写以上の費用や時間が必要になるケースもあります。

アニメーション動画の制作会社に依頼せず、自社で制作すればコストを抑えられる半面、知識やノウハウがなければ、訴求力の高い動画を制作することは困難でしょう。

反対に、制作会社に依頼する場合は、シンプルな2Dアニメーション動画で100万円前後、3D動画を用いた動画広告であれば300万円以上の費用がかかることもあります。

リアリティを出しにくい

アニメーション動画は、抽象度が高くリアリティを出しにくいというデメリットがあります。

そのため、食べものの美味しさやみずみずしさをアピールするような、リアリティが求められる動画を制作するのであれば、アニメーションよりも実写のほうが適しています。

紹介する商品やサービスのイメージが的確に伝わらない動画では、視聴者にネガティブな印象を与えてしまうおそれがあるため注意しましょう。

アニメーション動画でリアリティを出したい場合は、実写ベースの映像にアニメーションを取り入れたり、3D動画を活用したりするなど、慎重に検討する必要があります。

ブランドイメージとズレるケースもある

紹介するサービスや商品、ブランドのイメージと合致したアニメーション広告であれば、視聴者に良い印象を与えられます。

しかし、ブランドイメージとあわないキャラクターや背景を使用してしまうと、視聴者と企業との間に価値観のズレが生じ、ブランドのイメージが低下するおそれがあります。

例えば、ラグジュアリーなブランドイメージを持つ企業が、可愛いキャラクターを用いたコミカルなアニメーション動画を制作すると、視聴者が違和感を抱きマイナスの印象を受けてしまうでしょう。

動画広告にアニメーション動画を使った成功事例

ここからは、動画制作・映像制作を行うシードアシストが手がけた動画の中から、アニメーションを使う際の参考になる事例を紹介します。

株式会社アバンテ様

さまざまな製品の組み立てや検査、検品、梱包、保管納品に対応している「株式会社アバンテ」のサービス紹介動画です。

「自社サイトだけではサービス内容が伝わりにくい」「守秘義務があり、実写では紹介できない」といった課題への具体的な対応策を、アニメーションでわかりやすく表現しています。

親しみやすいイラストの作成枚数を効率化し、ナレーターをひとりに指定することで、低予算での動画制作を実現した事例です。

株式会社パーマンコーポレーション様

トラック用品などの自動車関連ツールや、物流用品の通信販売を手がける「株式会社パーマンコーポレーション」の、アニメーション動画を用いた採用動画です。

「挑戦するものを応援する」という企業風土や企業支援制度、企業の働きやすさを、実写の映像を用いてわかりやすく表現しています。

また、動画内に公式キャラクターである「パコちゃん」を登場させることで、インパクトやメリハリをつけています。

動画広告のアニメーション動画はユーザーの印象に残りやすい

アニメーション広告は視覚的に多くの情報を伝えられ、ユーザーの印象にも残りやすいためマーケティングの一環として多くの企業に注目されています。

まずは、目的や伝えたい内容、ターゲットを明確にして、アニメーション動画のメリットを最大限に生かしたプロモーション効果の高いアニメーション動画を制作しましょう。

「アニメーション動画を制作したいものの、自社にノウハウがない」「限られた予算でアニメーション広告を制作したい」という場合は、動画制作のプロフェッショナルであるシードアシストにお任せください。

目的にあわせた企画のご提案から費用対効果の高い動画制作まで、一貫して対応いたします。アニメーション広告を制作する際は、ぜひシードアシストへご相談ください。


シードアシストでは、動画制作をお考えのお客様のご相談を受け付けております。
具体的な制作内容を伺い、お客さまのご予算に見合ったご提案をさせていただきます。
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