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テレビCMの種類とアプリゲームとの相性を解説

記事作成日:2024/05/13

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テレビCMの種類とアプリゲームとの相性を解説

テレビCMには大きく分けて「タイムCM」と「スポットCM」の2種類があり、それぞれでリーチできる層や予算が異なります。そこでこの記事では、タイムCMとスポットCMの違いと特徴、新しいCMの購入形態やアプリゲームとの相性を詳しく解説します。

また、テレビCMだけでなくWeb広告との連動についても触れていますので、テレビCMの出稿をお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

動画制作に関するご相談、お見積もり依頼などお気軽にお問い合わせください。

テレビCMは大きく分けて「タイムCM」と「スポットCM」がある

テレビCMは大きく分けて「タイムCM」と「スポットCM」がある

前述のとおり、テレビCMには大きく分けて「タイムCM」と「スポットCM」の2種類があります。まずは、それぞれの違いからみていきましょう。

タイムCMとは

タイムCMは、特定のテレビ番組内でのCM放映契約です。番組内でCMが流れる際に「ご覧の提供でお送りいたします」のアナウンスとともに紹介される企業が、タイムCMの契約を結んでいる企業となります。

タイムCMは番組ごとの視聴者層にリーチできるため、企業のマーケティング戦略として効果的な手法です。人気番組にタイムCMを出稿すれば、熱心な視聴者層へ継続的かつ集中的にアプローチできます。

しかし、ブランディングやPRを目的とする広告には最適な手段といえる一方で、半年以上の長期契約となるため料金が高額となる傾向にあります。

スポットCMとは

スポットCMは、テレビ局側にCMを放送する時間帯や曜日を委ねる契約です。最短15秒から購入でき、放送期間や予算を設定できます。

期間限定の商品や特定のイベント、需要が一定期間に集中するサービスなど、ある期間に焦点を当てた広告展開が可能です。

ただし、特定の番組に依存せず、異なる時間帯や曜日に放送することで多くの視聴者層に訴求できる半面、人気番組内でのCM放映は難しいケースが多いため、一気に認知度を拡大させたい場合には適していません。

タイムCMの特徴

タイムCMの特徴

「タイムCM」と「スポットCM」の違いに続いて、ここからはタイムCMの特徴を解説します。

  • ・ネットタイムとローカルタイムの2種類ある
  • ・番組内で提供が表示される
  • ・特定の視聴者層にアプローチしやすい

ネットタイムとローカルタイムの2種類ある

タイムCMには「ネットタイム」と「ローカルタイム」の2種類があり、放送される範囲や地域が異なります。

【ネットタイムの特徴】
・全国で放送されるCM
・多くの視聴者にリーチできる
・費用が高額

【ローカルタイムの特徴】
・特定地域のみに放送されるCM
・地域に密着した商品やサービスの宣伝に効果的
・ネットタイムよりも安価

ネットタイムは、キー局のネットワークに属する全国の系列局でCMの放映枠を購入する形態です。例えば、日本テレビ系列のネットタイムを契約した場合、全国の日本テレビ系列30局でCMが流れます。全国規模の視聴者にアプローチできることが特徴です。

一方、ローカルタイムは、テレビ局の持つ特定の地域にのみ放送されます。ターゲットをより特定化でき、地域の視聴者にアプローチできることが特徴です。ネットタイムに比べて費用を抑えられる傾向にあります。

全国的な知名度を高めたい場合はネットタイム、特定の地域にフォーカスしたターゲット訴求が必要な場合はローカルタイムが有効です。

番組内で提供が表示される

放送秒数 表示内容 音声対応
30秒 社名(サービス名) 表示のみでアナウンスはなし
60秒 マーク付きロゴ + 社名(サービス名)+ テロップ 社名(サービス名)
90秒 マーク付きロゴ + 社名(サービス名)+ テロップ キャッチフレーズも可能 キャッチフレーズ + 社名(サービス名)

タイムCMでは、スポンサー名が番組内で表示またはアナウンスされる点も特徴の一つです。表示内容やアナウンスの詳細は放送秒数によって異なります。放送秒数による表示内容及びアナウンス詳細は上記のとおりです。

特定の視聴者層にアプローチしやすい

タイムCMは、番組ごとに視聴者層がある程度決まっているため、特定の番組内でCMを放映することで、広告主は自社のターゲット層にリーチしやすいです。

例えば、食品メーカーが料理関連の番組でCMを打つ場合、視聴者は料理に関心を持っている可能性が高いので、全く関係のない番組に比べると訴求しやすいといえます。

同様に、子ども向けの商品をCMで打ち出す場合には、教育番組などに放映することで、ターゲット層である子どもやその家族にアプローチできます。

さらに、タイムCMは番組のイメージとリンクしやすく、広告主のブランドイメージの定着や向上につながりやすい点も特徴の一つです。

スポットCMの特徴

スポットCMの特徴

続いて、スポットとCMの特徴をみていきましょう。次項で詳しく解説します。

  • ・PTとSBでテレビCMの放送タイミングが異なる
  • ・予算にあわせて内容を調整しやすい
  • ・幅広い視聴者へアプローチできる
  • ・放映時間帯によって販売パターンがいくつかある

PTとSBでテレビCMの放送タイミングが異なる

スポットCMは、PT(パーティシペーションコマーシャル)とSB(ステーションブレイク)の2種類あり、それぞれでテレビCMの放送タイミングが異なります。

PTは、番組内で流れるスポンサー以外のCMです。番組内で設定された時間枠で流れるものの、番組のスポンサーとしての紹介はありません。また、どの番組でCMを流すかを企業側で選定できない点も特徴です。

一方、SBは番組と番組の間のブレイクタイム中に流れるCMです。長時間の番組の場合、提供スポンサーが切り替わるタイミングでSBのCMが流れることもあります。

予算にあわせて内容を調整しやすい

スポットCMでは、放送するテレビ局や放映期間、テレビCMの長さ、放映時間帯や曜日など、さまざまな条件を調整できます。そのため、広告主は予算にあわせた広告展開が可能です。

例えば、予算に余裕がある場合は複数のテレビ局でCMを放送したり、長尺のCMを流したりできます。一方で、予算が限られている場合はテレビ局を絞ったり、放映期間を短縮したりすることで予算内での広告展開が可能です。

また、CMを流す量も調整できるため、同じ予算でも期間を短くすることで集中して宣伝できます。

幅広い視聴者へアプローチできる

スポットCMは、放映される番組が決まっていないため、広範囲の視聴者にアプローチできます。異なる番組やジャンルの視聴者に向けて広告を展開でき、さまざまな興味や関心を持つ人にアプローチが可能です。

また、スポットCMは、Web広告などと比較して大勢の視聴者へのリーチを目指せます。テレビは広告のリーチ力が高く、一度の放送で数多くの視聴者に広告メッセージを届けられることが特徴です。

特に、短期間で幅広い視聴者にアプローチしたい企業にとって、スポットCMは有効な手段となります。集中的に幅広い視聴者への広告展開が可能です。

放映時間帯によって販売パターンがいくつかある

スポットCMは契約時点で放映時間帯をある程度指定され、そのパターンによって価格が異なります。

パターン 放送時間帯 ターゲット コスト
全日型 平日・土日問わず全日 オールターゲット 最安
ヨの字型 平日6:00~9:00

平日12:00~14:00

平日19:00~23:00

土日の全日

主婦

ビジネスパーソン

やや安い
コの字型 平日6:00~9:00

平日19:00~23:00

土日の全日

ビジネスパーソン

子ども

経営者

やや高い
逆L型 平日19:00~23:00

土日の全日

ビジネスパーソン
OL経営者流通関係者学生
高い

基本的に、放送する時間帯を絞るほど価格は高くなります。時間帯を絞れば同じ予算でも集中して特定のターゲットにアプローチでき、全日型であれば幅広い層にリーチが可能です。CMに出す商品やサービスの特性によって、どのパターンにするかを決めると良いでしょう。

SAS(スマートアドセールス)という新しいテレビCMの販売形態も登場

SAS(スマートアドセールス)という新しいテレビCMの販売形態も登場

SAS(スマートアドセールス)は、2020年2月から始まった一本単位で購入できるテレビCM商品です。従来のタイムCMやスポットCMとは異なる新しいCMの販売形態であり「第三のテレビCM」とも呼ばれています。

従来のスポットCMでは、一般的に複数本のCMを一度に購入する必要がありましたが、SASでは一本単位でのCM購入が可能です。広告主は予算やニーズにあわせてCMの出稿を調整できます。

また、SASは特定の番組でテレビCMを放送できるため、視聴者層を限定しながらアプローチすることも可能です。

アプリゲームとテレビCMの相性は良い

アプリゲームとテレビCMの相性は良い

タイムCMとスポットCMの違いと特徴、そしてSASに続き、ここではアプリゲームとテレビCMの相性について解説します。

ゲームアプリのテレビCM出稿量は増加傾向にあり「まずは小規模でやってみる」という広告主の出稿が増えています。その理由を次項でみていきましょう。

  • ・テレビCMからアプリゲームの情報を入手するユーザーが多い
  • ・リーチ力の高い広告を打ち出しやすい
  • ・アプリやWebとの連動が重要

テレビCMからアプリゲームの情報を入手するユーザーが多い

テレビCMからアプリゲームの情報を入手するユーザーが多い理由として、テレビCMとアプリゲームの親和性が高いことがあげられます。

アプリゲームをテレビCMで知った視聴者は、そのままスマートフォンなどで簡単にダウンロードできることから、視聴者のアクションにつなげやすく、CMをみた直後にアプリゲームを試してもらえる可能性が高いからです。

また、CMでの魅力的な映像や音楽は視聴者の記憶に残りやすく、それらによって行動につながることもあり得ます。

リーチ力の高い広告を打ち出しやすい

アプリゲームの宣伝には主にWeb広告が用いられますが、リーチ力の高い広告を出すことは簡単ではありません。一方、テレビCMは幅広い視聴者に認知してもらいやすいです。

例えば、スポットCMであれば時間帯を選べるので、夕方や週末など多くの人がテレビを視聴し、アプリゲームをプレイするであろう時間帯にCMを放送すると、ゲームのターゲットにアプローチしやすくなります。

アプリやWebとの連動をしやすい

テレビCMでアプリゲームの広告を出す場合、アプリやWeb施策との連携が欠かせません。

CMの視聴者は、WebサイトやSNSでゲームの情報を調べることも少なくないので、視聴者の行動を想定して事前にインターネット上にもコンテンツを展開しておくことが重要です。

コンテンツに加えてWeb広告にも出稿しておくと、テレビCMによりゲームの認知や関心を高めた視聴者が何かしらの検索をした際、相乗効果を発揮しやすいでしょう。

テレビCMの種類を把握し、最適なプランを選びましょう

テレビCMには大きく「タイムCM」と「スポットCM」の2種類があり、さらに近年では「SAS」と呼ばれる両方の特徴を持つCMも出てきています。

また、アプリゲームとテレビCMの相性は良く、テレビCMとWeb広告を連携を意識することでWeb広告側のCPAやCPIの改善も可能です。

なお、質の高いテレビCMや動画広告の制作をお考えであれば「シードアシスト」へぜひご相談ください。

映像制作を専門とする「シードアシスト」では、350社・2,500タイトル以上の豊富な実績があり、企業や商品・サービスの世界観を効果的に表現した動画制作が可能です。予算にあわせた制作プランも用意しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。


シードアシストでは、動画制作をお考えのお客様のご相談を受け付けております。
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