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展示会マーケティングでデジタルとリアルの特性を活かす | 大阪の動画制作・映像制作なら株式会社シードアシスト

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展示会マーケティングでデジタルとリアルの特性を活かす

記事作成日:2024/12/02

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展示会マーケティングでデジタルとリアルの特性を活かす

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展示会マーケティングとは

展示会マーケティングとは

展示会マーケティングとは、展示会の場を活用し、ターゲットとなる顧客に対して効果的にプロモーションを行うマーケティング施策です。自社の製品やサービスを紹介する場を提供するだけでなく、ブランドの認知度や信頼性の向上を図るためのブランディングにも役立ちます。

展示会は、パンフレットやオンライン広告などの間接的な方法とは異なり、顧客と直接対話する貴重な機会です。直接対話することで、顧客のニーズを深く理解し、リアルなフィードバックを得られます。また、対話を重ねることで顧客との信頼関係の構築にもつながります。

展示会マーケティングの実施は、企業のプロモーション活動を効果的にサポートし、企業としての競争力向上にも貢献するでしょう。

展示会マーケティングを遂行するためのポイント

展示会マーケティングを遂行するための重要なポイントは次の通りです。

  • ・展示会を実施する目的を明確にする
  • ・実施後の効果測定を詳細に行う
  • ・その他のマーケティング活動と連動させる

それぞれの内容を解説します。

展示会を実施する目的を明確にする

展示会の目的は、リード顧客の獲得や新規市場の開拓、ブランディングの推進などさまざまなので、それぞれの目的に応じたプロモーション方法を選定しなければなりません。

リード顧客の獲得を目的とする場合、商品デモや特典付きの問い合わせ受付が効果的です。ブランディングを重視する場合には、企業や商品の価値を訴求する展示デザインや映像、資料の活用がポイントとなるでしょう。

また、目的に基づいた具体的な数値目標を設定することも重要です。リード件数や商談数、SNSのフォロワー増加数など、具体的な指標を設定することで、展示会終了後に成果を評価しやすくなり、次回の改善にもつなげられます。

実施後の効果測定を詳細に行う

効果測定を行うことで、マーケティング施策が目標に対してどの程度効果を発揮したかを評価できます。効果測定を詳細に行うためにも、展示会の目的に応じたKPIを設定することが重要です。

リード顧客獲得が目的であれば、展示会での問い合わせ件数や名刺交換数をKPIに設定することが考えられます。また、ブランディングが目的の場合、展示会後の認知度向上やSNSでのフォロワー増加率なども重要なKPIになるでしょう。

目的設定の段階で自社に最適なKPIを検討し、測定結果を次回の改善点として活かすことで、展示会マーケティングの効果を高められます。

その他のマーケティング活動と連動させる

展示会で得られたフィードバックをもとに、その後のフォローメールやメルマガ、SNSでの発信内容を検討し、顧客の興味を引き続き維持できるよう工夫しましょう。展示会での質問内容や関心の高かった製品・サービスに関連する情報を、フォローメールやメルマガに反映することで、顧客に合わせたアプローチができます。

さらに、展示会で得られた顧客情報や改善点を社内で共有し、他のマーケティング施策と一貫したメッセージや内容を提供することが重要です。他のマーケティング活動と連動することで、展示会で築いた顧客関係を深め、マーケティング全体の効果を最大化できます。

展示会マーケティングを実施する4つのメリット

展示会マーケティングを実施するメリットとして次の4つが挙げられます。

  • ・オフラインで営業が可能
  • ・ターゲティングが行いやすい
  • ・既存顧客のロイヤリティ向上が可能
  • ・多数のリード顧客にアピールできる

それぞれのポイントを確認していきましょう。

オフラインで営業が可能

オフラインの対面営業で顧客と直接話すことで、顧客の表情や反応、雰囲気を感じ取りやすく、オンラインでは把握しにくいリアルな関心度を実感できます。

展示した製品やサービスに対する顧客の興味深さや疑問、期待をその場で感じられるため、顧客の関心に沿った柔軟な対応が可能です。

さらに、体験型のプロモーションを行いやすい点も魅力です。実際に商品を手に取って試してもらう、デモンストレーションを通して機能や効果を体感してもらうなどの体験を提供することで、顧客に商品の価値をより深く理解してもらえるでしょう。体験を通じた印象は記憶に残りやすく、購買行動に結びつく可能性が高まります。

ターゲティングが行いやすい

ターゲティングを行いやすい点も展示会マーケティングのメリットです。展示会は特定のテーマや業界に基づいて集客が行われることが多いため、そのテーマに関心を持つ顧客が自然と集まります。

展示会場には、自社商品の分野やサービスにすでに興味を持っている見込み顧客が多く、効率的なアプローチが可能です。見込み顧客に対して行うプロモーションは、関心の薄い層に比べて効果を得やすく、成約率も高まる傾向があります。

オフラインでの集客はターゲティングが難しいものも多いため、特定のターゲットへ効率的にリーチできる点は、展示会マーケティングの大きな強みとなるでしょう。

既存顧客のロイヤリティ向上が可能

展示会前にあらかじめ顧客に案内を出し、特別に招待することで「選ばれている」という特別感を提供でき、ブランドへの愛着心や信頼が高まります。招待状を受け取ることで、既存顧客が自社に対してより好意を持つきっかけにもなり、継続的な関係構築につながるでしょう。

展示会の場では、新商品や新サービスの発表や、既存商品に関する詳細な説明ができるため、顧客に対して最新情報の提供が可能です。また、製品の使い方やカスタマイズに関する相談も直接受け付けられるほか、顧客一人ひとりに寄り添ったサポートも可能になるでしょう。

顧客が自社製品やサービスへの理解を深め、より満足感を抱くことで、顧客ロイヤリティの向上につながります。

多数のリード顧客にアピールできる

展示会には自社商品に関連するテーマや業界に興味を持つ見込み顧客が多く集まるため、来場者一人ひとりが新たなリード顧客として価値を持ちます。一度のイベントで多数の顧客との接点を持つことで、効率的な営業活動を実現できるでしょう。

特に、大規模な展示会では、1日で数百人以上の見込み顧客にアプローチが可能です。短期間で大量の顧客に対面で自社製品やサービスを紹介できれば、通常の営業活動よりも効率的かつ広範囲にわたるプロモーションが期待できます。

展示会で接点を得たあとは、フォローアップや商談につながりやすいため、新たなリード獲得を効率化し、営業効果を最大化する有力な機会となるでしょう。

展示会マーケティングで顧客を獲得する方法

展示会マーケティングで顧客を獲得する方法

展示会マーケティングで顧客を獲得する4つの方法を紹介します。

  • ・パネルの設置や映像を流す
  • ・スタッフによる呼び込みや案内の実施
  • ・アンケートの実施
  • ・個別に相談会を実施する

それぞれの顧客獲得方法を詳しく解説します。

パネルの設置や映像を流す

展示会ブースで新商品を発表したり、商品を展示することで認知度を高められます。

また、実際にお客様に使用して頂き、使用感などの反応を得ることが出来て、その後の商品開発や店舗での販売方法の改善につながります。

認知度向上のために、自社を効果的にプロモーションするパネルの設置や、紹介映像を流すことも重要です。特に、動きのある映像は視覚的にインパクトが強く、顧客の興味を引きやすいメリットがあります。

パネルや映像を活用することで、短時間でブランドメッセージを伝えられ、リード顧客の獲得が期待できるでしょう。

スタッフによる呼び込みや案内の実施

展示会では、来客者に無料サンプルを配布して興味を持たせたり、クーポン券やクーポンコードを発行して店舗・ECサイトで使用できるようにして、店舗への集客を促すことができます。

また、スタッフによる積極的な呼び込みや案内の実施も有効です。来場者に直接アプローチすることでブースへの関心を高め、より多くの人に商品やサービスを知ってもらうきっかけを作れます。

ただし、来場者の数が多い場合は、スタッフが臨機応変に対応しなければなりません。適切なタイミングで呼び込みや案内をする必要があるほか、人数や状況に応じて柔軟に指示を出せるスタッフの配置も必要になるでしょう。

アンケートの実施

アンケートによって来場者の反応やニーズを具体的に把握でき、後の効果測定やマーケティング戦略の改善に役立てられます。ただし、単純なアンケートは回答率が低くなりがちです。そのため、パネル展示や製品説明と組み合わせ、興味を引く工夫をする必要があるでしょう。

商品の特徴を説明するパネルの近くで関連する質問を投げかけたり、映像に続いてアンケートを提示したりすることで、自然に関心を誘えます。また、回答者に対して特典を提供して参加意欲を高める方法も効果的です。

個別に相談会を実施する

個別に相談会を実施することで、来場者に直接商品やサービスの詳細な説明を行い、具体的な疑問や要望に応える場を提供できます。関心度の高い来場者の場合、即座に契約や購入につながる可能性もあるでしょう。

さらに、展示会での普段と異なる環境は来場者の高揚感を引き出し、契約や購入への心理的なハードルを下げる効果も期待できます。個別対応は、来場者に特別感を与え、顧客との信頼関係の構築にもつながるでしょう。

リアル展示会とオンライン展示会の違い

リアル展示会とオンライン展示会の違い

リアル展示会とオンライン展示会の違いは、物理的な出展や来場の有無にあります。リアル展示会では、出展者が物理的なブースを設置し、来場者がそのブースを訪れることで展示された製品やサービスを確認することができます。

一方、オンライン展示会では、出展者はオンライン上で製品やサービスを展示し、来場者はオンライン上でそれを確認することができます。オンライン展示会は物理的な制約が少なく、より多くの人々が参加することができますが、製品やサービスを直接見たり、触れたりすることができないという欠点があります。

また、リアル展示会には、来場者同士や出展者との交流がよりリアルに行えるというメリットがあります。出展者が直接製品やサービスについて説明をすることができ、来場者も直接質問や意見を伝えることができます。

その一方で、オンライン展示会では、チャットやビデオ会議などのツールを使って交流を行うことができますが、リアル展示会ほど直接的な交流はできないという欠点があります。

なお、リアル展示会には、物理的なブースの設置や来場者の誘致など、多くのコストがかかるというデメリットがありますが、オンライン展示会では、物理的なコストがかからず、より多くの人々が参加することができるというメリットがあります。

両者にはそれぞれメリットとデメリットがありますが、近年では、オンライン展示会の需要が増えつつあります。特に、新型コロナウイルスの感染拡大により、リアル展示会が中止や延期になるケースが多くなったことから、オンライン展示会が注目されています。

オンライン展示会は活用するメリットも多い

オンライン展示会には、動画や画像などのデジタル資料を効果的に活用できるメリットがあります。参加者は製品のデモ映像や詳細画像を画面を通して自由に閲覧でき、理解をより深められる点が特徴です。

また、会場の物理的な制約がないため、大規模なセミナーや同時開催イベントも実施しやすく、多くの参加者にリーチできます。そこで、オンライン展示会のメリットを詳しくみていきましょう。

顧客の情報収集が行いやすい

オンライン展示会では、参加登録制にすることで、参加者の氏名や連絡先、関心分野などの情報を簡単に取得できるメリットがあります。

オフライン展示会ではアンケートを実施しても回答を断られてしまうケースがあり、全参加者の情報を把握することは困難です。一方、オンライン展示会では参加登録制にすることで、登録者全員の情報を収集し、大規模な顧客名簿の作成が可能です。

また、オンラインであるため会場の規模や収容人数に制限がなく、どこにいても参加できるため、参加者の幅が広がります。

参加者側もメリットが多い

オンライン展示会は参加者にとっても多くのメリットがあります。まず、現地に赴く必要がないため、遠方からでも交通費や移動時間をかけずに参加が可能です。複数の展示会やセミナーが同日開催される場合も、移動の手間なくさまざまなイベントに参加でき、効率的に学べます。

また、オンライン環境のため服装を気にせず、リラックスした状態で参加できることも特徴です。業務やスケジュールに合わせて気軽に視聴できるため、参加ハードルが下がりやすくなるでしょう。

さらに、必要な資料や説明を画面上で手軽に確認できる点も魅力です。

ライブ配信でオンライン展示会を開催する流れ

ライブ配信でオンライン展示会を開催する流れ

展示会の内容を決定する

展示する商品やサービス、セミナーや講演の内容を決定します。

配信プラットフォームを選定する

配信プラットフォームとして、YouTube LiveやZoom、Teamsなどを利用することができます。

配信スケジュールを決定する

配信する日時や時間帯を決定します。

配信用の機材を準備する

スマートフォンやタブレット、Webカメラ、マイクなどの機材を準備します。

配信用のシステムを構築する

配信用のシステムを構築し、配信を開始する前にテスト配信を行います。

配信を開始する

配信を開始し、商品やサービスの紹介やセミナー、講演などを行います。

配信終了後のフォローアップ

配信終了後は、アーカイブ配信を行ったり、質問やフィードバックに対応するなど、フォローアップを行います。

ライブ配信での展示会は、オンライン展示会と同様に地理的な制約が少なく、多くの人々が参加することができます。

また、講演やセミナーを配信して、見込み顧客にアピールすることも可能です。

展示会マーケティングを活用して顧客へアピールしよう

展示会マーケティングを通して、ターゲットとなる顧客に効果的なプロモーションが可能です。自社の製品やサービスを紹介する場を提供するだけでなく、ブランドの認知度や信頼性の向上を図るためのブランディングにも役立ちます。

展示会マーケティングで顧客を獲得するには、認知度向上のために自社を効果的にプロモーションするパネルの設置や、紹介映像を流すことも重要です。パネルや映像を活用すれば、視覚的に商品やサービスの魅力を伝えやすくなります。

シードアシストでは、展示会のような場でも活用できる映像制作を行っています。また、映像制作を検討しているお客さまのさまざまなご相談に対応可能です。具体的な制作内容をうかがい、お客さまのご予算に見合った提案をいたします。映像制作を検討している方は、ぜひ一度お問い合わせください。


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