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シネアドとは?特徴とメリット効果を高めるポイントを詳しく解説! | 大阪の動画制作・映像制作なら株式会社シードアシスト

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シネアドとは?特徴とメリット効果を高めるポイントを詳しく解説!

記事作成日:2020/01/22

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シネアドとは?特徴とメリット効果を高めるポイントを詳しく解説!

シネアドは、動画を用いた広告・宣伝方法の1つです。テレビCMやSNS動画広告に比べて、高い宣伝効果があると言われています。しかし、シネアドとは、どのような方法であり、どのような特徴を持つのか、十分に理解できていない人も多いでしょう。

そこで当記事では、シネアドとは何かについて解説します。さらに、シネアドを活用するメリットや宣伝効果を高めるための方法についても説明するため、動画による広告活動に興味を持っている人は、ぜひご覧ください。

 

1.シネアドとは?

1.シネアドとは?

 

シネアド(シネマ・アドバタイジング)とは、映画館で作品本編の上映前に流れる動画広告のことを指します。

全国各地の映画館で上映する以外に、シネアドを流す劇場は1スクリーン単位で限定化でき、広告主の目的に応じた宣伝活動が可能です。特定地域のユーザーにのみ商品やサービスを宣伝したい場合は、該当地域の映画館だけでシネアド動画を流すことにより、効率的な宣伝活動が行えます。

シネアドで流せる内容は、映画の予告動画だけではありません。映画の予告動画やマナー広告とともに、テレビCMに流れるような一般的な商品・サービスの広告も映画館で流せます。

 

2.シネアドの特徴とメリット

全国一律的な広告動画の上映だけではなく、地域に限定した動画や作品とコラボレーションした動画など、幅広い企画を行える点がシネアドの魅力です。さらに、テレビCMとは異なる「映画館で上映する」ことによる独特の効果は、他の宣伝方法では真似できません。

ここでは、数ある動画広告の中で、シネアドを選ぶメリットについて紹介します。

 

2-1.来場したほぼ全てのユーザーが視聴する

2-1.来場したほぼ全てのユーザーが視聴する

 

全国の映画館で流せるシネアドは、膨大な人数の来場者に対して広告動画を見せられます。
日本映画製作者連盟の発表によれば、2018年現在における日本全国の映画館数は3,561スクリーンです。
年間入場人員数は2018年で1億6,921万人、2017年で1億7,448万人を記録しており、毎年のべ1億6千万人以上のユーザーが映画館でシネアドを視聴しています。

出典:日本映画製作者連盟「過去興行収入上位作品」

映画本編が始まる前に流れるシネアドは、ほぼ全ての来場者が目にする点が特徴です。映画本編が始まる前であるため、ほとんどの来場者はいつ始まるのか分からない映画を見逃さないために、スクリーンを注視しています。映画館に来場して、シネアドを全く見ない来場者はむしろまれです。

シネアドを流す作品は広告主が自由に選べるため、作品のターゲット層を意識した広告展開が行えます。さらに、テレビCMやSNS広告のように、ユーザー個人の意思でザッピングや再生停止ができない点も、シネアドが強い宣伝効果を持つ理由です。

 

2-2.YouTubeなどで使用している動画素材と併用ができる

2-2.YouTubeなどで使用している動画素材と併用ができる

 

シネアドのために制作した動画素材は、高い汎用性を持つ点が魅力です。一度制作したシネアドの動画素材は、YouTubeなど動画共有サイトへ同じものを投稿することによって、視聴者数を増やすことができ更なる話題性のアップが狙えます。

シネアドで興味を持った動画広告は、上映後も「また見たい」と思ってもらえますが、シネアドのために映画をもう一度見ようとするユーザーは少ないでしょう。シネアド動画を映画館から帰ってきたユーザーに対して再度見せるための方法として、YouTubeなど動画共有サイトへの投稿は効果的です。

シネアド用の動画素材は、巨大なスクリーンで美しく上映できるように、通常は高解像度で制作されます。解像度の高い動画を制作するため、YouTubeなど動画共有サイトやSNS動画への転用が容易です。
シネアド用に動画を制作することによって、様々な目的に動画を転用できるため、動画宣伝にかかる費用の総額を抑えることに繋がります。

 

2-3.従来の広告よりも印象に残りやすく認知度アップに繋がる

閉鎖空間となっている劇場内で上映されるシネアドは、ユーザーの印象に残りやすい点も大きなメリットです。テレビCMやSNS広告などとは異なり、以下の要素から認知度アップが期待できます。

・スクリーンの大きさによる迫力

・映画館独自の音響効果

・照明による非日常的な演出

・上映前で期待値が高いユーザー

 

映画館が持つ大きなアドバンテージは、巨大スクリーンや迫力のある音響、独特の雰囲気を演出する照明など専用の設備です。

例えば、自動車の動画広告を上映した場合、テレビよりはるかに大きい車体の映像が映し出されるため、まるで本物の車が目の前にあるかのような臨場感を味わえます。演出に厚みを持たせる音響や照明によって、映画館以外では味わえない迫力や非日常的な雰囲気をユーザーに与えられる点も、シネアドの魅力です。

 

3.シネアドの効果を高める2つのポイント

テレビやスマホの画面で宣伝動画を見ることに比べて、大きなスクリーンの映画館で動画を見る方が、より商品やサービスが魅力的かつ印象的に映るものです。

シネアドの宣伝効果をより高めるためには、斬新な演出を用いた動画を制作することはもちろん、動画を流す映画の種類や視聴後のユーザーが取る行動も意識しなければなりません。
ここでは、シネアドの宣伝効果を高めるために、動画制作者・広告担当者が意識すべきポイントを2つ紹介します。

 

3-1.ターゲットに合わせた上映スケジュールで展開する

3-1.ターゲットに合わせた上映スケジュールで展開する

多種多様な映画が上映されている中で、シネアドを効果的に流すためには、ターゲット層に合わせたスケジュール設定と作品選びが重要です。

全国の映画館で不特定の作品とともにシネアドを流すこともできますが、劇場ごと・作品ごと・時間帯や曜日ごとに流すこともできます。以下のように、宣伝する商品やサービスと主要ターゲットが重なる作品を選びましょう。

 

想定するターゲット層

ファミリー

・若い女性やカップル

・若い女性やカップル

・若い女性やカップル

 

シネアドを上映する作品の傾向

・子ども向けアニメ映画など

・恋愛映画など

・話題の漫画や小説、ドラマの劇場版など

・時代物など

 

上記はあくまで一例ですが、このように宣伝する商品・サービスの想定ユーザーが好む作品で、シネアドを流すことによって高い広告効果が得られます。

また、キャンペーンを宣伝する時は、作品の公開時期や上映スケジュールを十分に考慮しましょう。作品の上映スケジュールとキャンペーンが一致していないと、期待した宣伝効果を得ることが困難です。

 

3-2.視聴後の導線を意識した内容にする

3-2.視聴後の導線を意識した内容にする

 

大型ショッピングモール内や繁華街に位置する映画館でシネアドを流すメリットは、上映後にユーザーの具体的なアクションを期待できることです。ユーザーの「実際にお店で商品・サービスを体験してみたい」という興味を駆り立てられる動画を作ることで、視聴後の宣伝効果を高められます。

商業施設と併設している映画館に多い例が、お店に映画の半券を持参することで割引サービスが受けられるというものです。飲食店を中心に見られるサービスですが、他にもゲームセンターでメダル数枚と交換できるなど、工夫次第で活用の幅が広がります。

劇場と店舗が離れている場合も、半券持参によるサービスの提供は効果的です。人気アニメシリーズの映画を視聴した後、ユーザーが半券をゲームセンターに持参することで、ステッカーをプレゼントするキャンペーンが行われた事例があります。

このように「シネアドを視聴した後にユーザーが、どのような行動を取るのか」を考えたうえで動画作成を行いましょう。
 

まとめ

シネアドとは、映画館で作品本編が上映される前に流される動画広告です。作品本編を期待して、スクリーンの前で待っている人に向けて流されるため、高い宣伝効果があると言われています。

宣伝の効果を高めるためには、商品やサービスのターゲットを意識した動画制作と上映スケジュールを立てることが大切です。また、映画を視聴した後のユーザー行動を踏まえて、シネアドを制作することにより、さらに高い広告効果が得られます。

高い広告効果が得られるシネアド動画を制作するために、まずはターゲットとなるユーザーの分析と企画内容の整理から始めましょう。


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