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動画広告はなぜ閉じれない?スキップできない広告のメリットと注意点|大阪の動画制作・映像制作会社なら株式会社シードアシスト

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動画広告はなぜ閉じれない?スキップできない広告のメリットと注意点

記事作成日:2023/03/06

記事を書いた人
SeedAssist 編集部

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弊社ではCM、PV、企業VP、研修用動画などの映像をトータルプロデュースいたします。お客様のニーズに合わせた最適な映像戦略をご提案いたします。どんな小さなご要望にも丁寧にご対応いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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動画広告はなぜ閉じれない?スキップできない広告のメリットと注意点

YouTubeなどの動画コンテンツを見ていると動画広告が流れますが、中には「すぐに閉じられない」種類の動画広告があるのをご存じでしょうか?
すぐに閉じられない広告の中には、「数秒見なければスキップができない」ものや「全くスキップできない」といった広告が存在します。

この記事では、すぐに閉じられない動画広告の仕組みから、閉じられない動画広告を配信するメリット・デメリットについて解説します。
動画広告の制作を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

動画制作に関するご相談、お見積もり依頼などお気軽にお問い合わせください。

 

すぐに閉じられない動画広告が増えている理由

すぐに閉じられない動画広告が増えている理由

YouTubeなどの動画コンテンツで、すぐに閉じられない動画広告が増えているのは、配信される広告によって収益が発生していることに理由があります。

例えば、YouTubeでは多くの企業などが広告主となり、広告掲載料がYouTubeに支払われます。
YouTubeから動画投稿者に支払う広告収益は、広告主からの広告掲載料から支払われます。つまり、広告主が支払う広告掲載料は、YouTubeと動画投稿者で分配されているのです。

YouTubeもYouTuber(ユーチューバー)も、収益を得るためには広告主の存在が必須となり、YouTube側は、広告主から広告を掲載してもらうための環境を作らなければなりません。
より多くの視聴者に動画広告を長く見てもらうために、すぐに閉じられず、スキップできない動画広告が増えているのです。

知っておきたい動画広告の種類

知っておきたい動画広告の種類

動画広告には具体的にどのような種類があるのか、ここであらためて確認しておきましょう。動画コンテンツの広告には、主に以下2つの種類があります。

  • ・TrueViewインストリーム広告
  • ・バンパー広告

それぞれどのような広告なのか、詳しく解説します。

TrueViewインストリーム広告

TrueViewインストリーム広告とは、動画再生前または動画再生中に出てくる動画広告のことです。
動画広告の配信中にカウントが表示され、5秒経つと「広告をスキップ」と表示されます。

TrueViewインストリーム広告のメリットは、動画広告が流れるたびに一定時間は視聴者に必ず見てもらえることです。
また、途中でスキップできない動画広告「ノンスキッパブル広告」も選択できるようになりました。

動画を再生するユーザー全てが目にするため、認知獲得に優れた広告といえます。

バンパー広告

バンパー広告とは、再生時間が6秒以内の短い動画広告のことです。
前述したTrueView広告との違いは、動画の長さとスキップ機能の有無にあります。
動画の時間が短くスキップ機能のないバンパー広告は、視聴者に不快な思いをさせずに最後まで動画を見てもらえるのがメリットです。
同時に、時間が短いことで盛り込める内容が制限されるデメリットも抱えています。

そのため、企業名を覚えてもらうなど明確な目的を作り、視聴者に強く印象付けるキャッチーな内容の動画を配信できるかがポイントとなります。
2017年にGoogleが発表したデータによると、バンパー広告について調査した企業のうち70%が、ブランドの認知度が大幅に向上したとされています。

アプリの報酬獲得のために閉じられない動画広告もある

アプリの報酬獲得のために閉じられない動画広告もある

すぐに閉じられない動画広告の中には、アプリの報酬獲得などのために使用されているものもあります。

例えば、以下のようなサービスです。

  • ・ポイントサイト
  • ・漫画アプリ
  • ・フリー素材サイト

ポイントサイト

ポイントサイトは、ポイントをためることで現金などに換金できるサイトです。
利用者は、閉じられない動画広告を視聴することで、広告主からポイントがもらえる仕組みです。
主婦や40代以降の方の利用がメインなので、動画広告には美容関連や子どもの習い事といった内容の動画が多く、アプリ関連も人気を集めています。

利用者は手軽にポイントを獲得でき、広告主は最後まで動画を見てもらえるため、両者の思惑が一致した広告手法といえます。

漫画アプリ

漫画アプリでは、漫画の続きを読むために動画広告が使用されており、現在主流の広告マーケティング手法です。
また、アプリの利用者はスキップできない動画広告を見れば無料で漫画を読めるため、積極的に動画広告を視聴するというメリットがあります。

なお、広告報酬として、課金に相当するポイントやチケットなどを配布する仕組みもあり、利用者に動画広告を見てもらう工夫がされています。

フリー素材のサイト

ブログなどで使用されるフリー素材サイトでも、すぐに閉じられない動画広告が使用されています。
例えば、イラストなどのフリー素材をダウンロードする時間を利用して、動画広告を流すケースです。
利用者は、素材ダウンロードの待ち時間にスキップできない広告動画を視聴します。

すぐに閉じられない動画広告を配信するメリット

すぐに閉じられない動画広告を配信するメリット

すぐに閉じられない動画広告を配信するメリットとして、以下3つがあります。

  • ・広告を見てもらえる
  • ・見た人の印象に残りやすい
  • ・関心を持ったユーザーにサイトに誘導できる

広告を見てもらえる

すぐに閉じられない動画広告は、5秒や15秒、30秒といった動画広告を強制的に見せられるのがメリットです。
長い時間であるほど、多くの情報を視聴者に届けられ、効果も出やすいです。

また、テレビCMなどに比べ低コストで広告宣伝できる点も、すぐに閉じられない動画の魅力の一つといえます。
テレビCMとなると莫大な資金が必要になりますが、動画広告であれば低予算からでもはじめられるため、強制的に宣伝できる動画広告は費用対効果が高いといえるでしょう。

見た人の印象に残りやすい

すぐに閉じられない動画広告は、強制的に見てもらえるため印象に残りやすいです。
広告が話題になりSNSで拡散されれば、視聴者以外にも宣伝の期待が持てるでしょう。

また、認知拡大を目的としている場合は、バンパー広告などのスキップできない広告も効果的です。
視聴者に響くクオリティの動画広告であればあるほど、印象に残りやすく覚えてもらえるきっかけになります。

関心を持ったユーザーにサイトに誘導できる

すぐに閉じられない動画広告は、誘導したいWebサイトなどへのクリックを促しやすくなります。
スキップできる動画広告と違い、全てのユーザーに最後まで見てもらえるため、多くの人にアプローチできます。

バンパー広告の場合は、最初の1〜2秒で視聴者をくぎ付けにできれば、視聴者の関心はより強くなるでしょう。
ノンスキッパブル広告なら、動画広告にストーリー性を持たせることで、飽きさせずにクリック画面を表示できます。

強制的に動画広告を見せられるだけでなく成果にもつなげやすいのが、すぐに閉じられない動画広告の最大のメリットといえます。

すぐに閉じられない動画広告を配信するデメリット

すぐに閉じられない動画広告には、メリットだけでなく以下のようなデメリットもあります。

  • ・短い時間だとしっかりアピールできない
  • ・他社との差別化が難しい
  • ・マイナスイメージになってしまうこともある

短い時間だとしっかりアピールできない

バンパー広告のように、短い時間の動画広告では伝えられる内容に限界があり、うまくアピールできない可能性があります。

視聴者に動画広告の印象を付けられなければ、成果は期待できません。
そのため、無駄なものはそぎ落とし、短い時間で視聴者をひきつける映像や印象に残るフレーズを考えなければなりません。

例えば、キャラクターを確立したり、ユーモアな内容でインパクトを与えたりするなど、視聴者の記憶に残る工夫が必要となります。
うまくアピールできれば、低コストで費用対効果の良い宣伝をすることが可能です。

他社との差別化が難しい

前述のとおり、バンパー広告は配信時間が短いため、伝えたい情報を盛り込めずに他社との差別化をはかるのが難しい場合もあります。

シンプルかつ高いクオリティが必要となり、話題に上がるような独自性あふれる広告作成などが求められます。

そのため、いくつかの広告を組み合わせてシリーズ化させるなど、他社と差別化し視聴者に強い印象を与える方法を考える必要があります。

マイナスイメージになってしまうこともある

スキップできない動画広告は、広告の質によってはマイナスイメージになる可能性もあります。
視聴者によっては広告を不快に感じ、すぐに閉じられない動画が悪い印象を与えることもないとはいえません。

しかし、強制的に見せられる点を逆手に取り、クオリティの高い動画広告を作成できれば、知名度アップやイメージアップに最適ともいえます。

すぐに閉じられない動画広告を配信するポイント

すぐに閉じられない動画広告を実際に配信し、成果につなげるためにはいくつか知っておきたいポイントがあります。

  • ・多くのメッセージを詰め込まない
  • ・シンプルで分かりやすい内容にする
  • ・さまざまな種類の動画を作成する

多くのメッセージを詰め込まない

バンパー広告のように短い動画広告では、ターゲットを明確にし「1動画1テーマ」を意識しましょう。
多すぎるメッセージを詰め込むと、かえって伝わりにくくなり逆効果です。

「年齢」「性別」「家族構成」「住まい」「ニーズ」など、ターゲットを細かい視点で設定しておけば、伝えたいメッセージも明確になります。
さらに、ターゲットに向けて「認知度」「ブランディング」「商品アピール」など、内容を一つに絞って配信することで、視聴者の記憶に残りやすい広告になるでしょう。

短い動画だからこそ、できるだけ不要な部分を削除し、メッセージ性の強い動画広告作成を目指すことが大切です。

シンプルで分かりやすい内容にする

短い時間の動画広告では、シンプルで分かりやすい内容を意識しましょう。短時間の中に多くの要素を盛り込むと、何を伝えたいのか理解しにくいためです。

特に、6秒しかないバンパー広告の場合は、起承転結の「結」のみにすることで、シンプルで分かりやすい動画を作成できます。
15秒などの広告であれば、「起承結」「起転結」など、「結」につながるよう内容にあわせて調整すると良いでしょう。

さまざまな種類の動画広告を作成する

一つの動画広告を毎回流していると視聴者に飽きられてしまう可能性があるため、バラエティに富んだ広告を意識して作成することが大切です。

また、さまざまな種類の動画広告を作成して流すことで、効果検証ができるというメリットもあります。
どの種類の動画広告が反応を集めているか、成約に結びついているか、視聴者の興味はどこにあるのかといったことが分かれば改善もしやすいです。

もし、「動画広告を制作するノウハウがない」「アイデアが浮かばない」「人手が足りない」という場合は、プロにお任せすることも検討してみましょう。

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