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動画配信に必要な機材とは?シチュエーション別配信機材の構成も

記事作成日:2021/03/19

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動画配信に必要な機材とは?シチュエーション別配信機材の構成も

動画サイトへの自社PV投稿やリモートワークにおけるWeb会議参加など、企業や個人が動画配信・ライブ配信を行う機会は近年増加しています。しかし、動画配信を行う必要があるものの、まず何を用意すればよいか分からない人も多いのではないでしょうか。

動画配信に用意する機材は、配信するシチュエーションや希望する動画の品質、かけられる予算も考えて選ぶことが大切です。

そこで今回は、動画配信に最低限必要なものから、本格的な動画配信に向けた機材、配信機材の構成・使用方法までを紹介します。動画配信を予定している人は、ぜひ参考にしてください。

1.動画配信をするために最低限必要なもの

動画配信では動画撮影と音声収録を同時に行い、インターネットを介して配信します。そのため、最低限として以下3つの役割をこなす機材が必要です。

・撮影用のカメラ
カメラで撮影した画像が、動画として配信されます。カメラ内蔵ノートパソコン・スマホ・Webカメラなどが、撮影用のカメラとして利用可能です。

・音声収録用のマイク
動画に音声を付けるためにはマイクが必要です。マイク付属のノートパソコン・スマホ・ビデオカメラであれば、マイクを別途用意せずに済みます。

・配信用のパソコンとネット回線
動画配信ソフトを使用するパソコンと、インターネット接続するためのネット回線が必要です。

上記以外に、機材同士を繋ぐケーブル類など周辺機器も必要となります。

2.本格的な動画配信をするときに揃えるべき機材

動画配信は最低限としてカメラ・マイク・パソコンだけでも行えるものの、本格的な動画配信を行うためにはより多くの機材を揃える必要があります。ビジネス目的の動画配信であれば、画質・音質・演出にこだわった機材を使用しましょう。

以下では、クオリティの高い配信をするときに必要な機材を紹介します。

2-1.ネット回線

動画配信を行う場合、回線速度が早く、安定してアップロードできる通信環境が必要です。

ネット回線の速度は上り・下りがあり、とくにリアルタイムの映像を流すライブ配信においては上りの回線速度が重要です。上りとはアップロードであり、上りの回線速度が速いと高ビットレートで配信ができます。

また、ライブ配信を行う際は上りだけでなく、下りのネット回線も安定していなければなりません。下りとはダウンロードであり、ライブ配信の視聴確認と、使用する動画配信ソフトの管理画面操作に使用します。

2-2.高性能マイク

ヘッドセットの内蔵マイクでも音声の収録はできます。しかし、本格的な動画を配信する場合は、コンデンサーマイクなどの高性能マイクを用意しましょう。高性能マイクはノイズや音のこもりが少なく、臨場感のある音声を収録できます。

マイクを選ぶ際は指向性にも注意してください。マイクの指向性とは、マイクが収音できる範囲であり、たとえば無指向性のマイクは全方向を同じ感度で収音します。1人の声だけ収録する場合は、単一指向性のマイクがおすすめです。

また、高性能マイクで収音した音を劣化させずに配信するためには、オーディオインターフェースが必要です。オーディオインターフェースを使用すると、音のデジタル化をパソコン本体が処理せず済むため、ライブ配信時の遅延も軽減できます。

2-3.カメラ

撮影に使用するカメラは、配信動画の画質に直結します。高画質の動画を配信したい場合は、手軽に用意できるWebカメラではなく、本格的なミラーレスカメラや一眼レフカメラがおすすめです。

カメラを選ぶ際は、映像データを高速転送できるHDMI出力端子があり、HDMIクリーン出力に対応しているかを確認しましょう。HDMIクリーン出力とは、カメラ側の情報表示を出力側で非表示にできる機能であり、ライブ映像に余計な情報を表示することがなくなります。

また、ライブ配信する場合は三脚とキャプチャーボードも用意することがおすすめです。キャプチャーができるソフトウェアもあるものの、キャプチャーボードを外付けすることでパソコン本体の負荷を軽減できます。

2-4.スイッチャー

ライブ配信で複数のカメラを使用している場合は、カメラ切り替えをワンタッチで行えるスイッチャーを用意しましょう。スイッチャーはボタン1つで映すカメラが切り替わる機器で、2つ以上のカメラによる映像をスムーズに切り替えることが可能です。

カメラの切り替えは安価なAVセレクターでも行えるものの、切り替え時にノイズが発生しやすいデメリットがあります。複数のカメラで臨場感がある動画配信にしたい人は、スイッチャーがおすすめです。

スイッチャーは単にカメラ切り替えを行うだけでなく、切り替え時のエフェクト選択や、音声ボリューム調整・イコライザー機能付きの製品もあります。別カメラの映像を小さく表示するPinP(ピクチャーインピクチャー)も、ライブ配信において便利な機能です。

2-5.照明機材

室内照明だけでは映像が暗くなるため、専用の照明機材で画面に明るさを加えましょう。主な照明機材は、ライト・レフ板・ライトスタンドの3つです。

・ライト
動画撮影に使用するライトはLEDが一般的です。ライトを選ぶポイントには明るさを表すルーメン値と光色があるため、撮影環境に応じて選んでください。

・レフ板
ライトで一方向を照らすと逆側が陰になるため、逆側にレフ板を設置して反射光で明るさを加えます。

・ライトスタンド
ライトの高さ・角度を調整するためには、ライトスタンドが必要です。

照明機材を使用することで、カメラのISO感度を低く設定できます。ISO感度が高いと画質が低下するため、高画質で撮影したい場合は照明機材を必ず使用してください。

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3.【シチュエーション別】配信機材の構成

実際の動画撮影を想定して、シチュエーション別に必要な配信機材と構成を紹介します。

〇カメラを複数用意して切り替える場合

撮影用機材
  • カメラ(複数台)
  • スイッチャー
  • キャプチャーボード
音声用機材
  • 高性能マイク
  • オーディオインターフェース
照明用機材
  • ライト
  • ライトスタンド
  • レフ板
配信用機材
  • パソコン
  • ネット回線

カメラを複数用意して切り替える場合、各カメラをスイッチャーと接続します。スイッチャーはキャプチャーボードへ接続し、キャプチャーボードはパソコンと接続しましょう。

〇映像の中にスライドを組み込む場合

撮影用機材
  • カメラ
  • キャプチャーボード(2台)
  • スライド用パソコン
音声用機材
  • 高性能マイク
  • オーディオインターフェース
照明用機材
  • ライト
  • ライトスタンド
  • レフ板
配信用機材
  • パソコン
  • ネット回線

映像の中にスライドを組み込む場合、カメラでメインとなる映像を撮影し、スライド用パソコンで再生するスライドと合成します。配信時の構成は、カメラ側はキャプチャーボードを介してパソコンと接続し、スライド用パソコンはもう1台のキャプチャーボードでパソコンに接続してください。

スライドの音声を入力したい場合は、ループバック機能付きのオーディオインターフェースを用意しましょう。また、スライドの合成や配信では編集ソフトを使用するため、高性能なパソコンも必要です。

4.動画配信は「シードアシスト」への依頼がおすすめ

本格的な動画配信を行うためには、カメラ・マイク・パソコン以外にもさまざまな機材が必要となります。動画配信に必要な機材を揃えることが難しい場合は、映像制作のプロであるシードアシストへの依頼がおすすめです。

シードアシストは貴社フロア、もしくはレンタルスタジオでの動画配信・ライブ配信に対応しております。必要な機材がセッティングされた環境で、素早く・低コストで動画配信できることが魅力です。

また、シードアシストではリモートでの映像編集やオンラインナレーション収録にも対応しており、動画配信・ライブ配信の実績が豊富にあります。本格的な動画配信・ライブ配信を希望する人は、シードアシストをぜひご利用ください。

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まとめ

動画配信は、カメラ・マイク・パソコンとネット回線を用意するだけで行えます。しかし、本格的な動画配信を行うためには、スイッチャーや照明機材などの機材も必要です。カメラやマイクは高性能なモデルを揃えて、キャプチャーボード・オーディオインターフェースも用意しましょう。

動画配信では、シチュエーションごとに配信機材や構成を考える必要もあります。気軽に配信したい場合は、動画配信・ライブ配信の制作実績が豊富なシードアシストをご利用ください。


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