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動画配信プラットフォームとは|無料・有料別8選・YouTubeとの違い | 大阪の動画制作・映像制作なら株式会社シードアシスト

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動画配信プラットフォームとは|無料・有料別8選・YouTubeとの違い

記事作成日:2021/06/20

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動画配信プラットフォームとは|無料・有料別8選・YouTubeとの違い

動画コンテンツの運用を考える際、どのような方法で動画を公開するべきか迷った方も多いのではないでしょうか。自社に合った動画配信プラットフォームを選べば、視聴や管理がしやすい形式で動画コンテンツを活用することが可能です。

当記事では、主な動画配信プラットフォームの特徴やYouTubeとの違い、動画配信プラットフォームを選ぶ際のポイントについて解説します。人事やマーケティングの担当者など、動画コンテンツの活用を検討している方はぜひ参考にしてください。

 

1.動画配信プラットフォームとは

動画配信プラットフォームとは、動画データをWeb上にアップロードし、ユーザーから視聴可能な状態にするためのシステムです。動画配信プラットフォームの種類によっては、あらかじめ作成した動画のアップロードだけでなく、リアルタイムに撮影した動画をライブ配信することもできます。

動画配信プラットフォームは動画を再生するプレイヤーの機能を備えているため、インターネットに接続できる環境があればパソコンやスマートフォンから視聴が可能です。

また、複数のユーザーが同じ動画を同時に再生したとしても、配信が途切れたりサーバーがダウンしたりするリスクを抑えることができます。

広告機能がついている動画配信プラットフォームでは、自社の動画コンテンツに広告枠を設け、収益化できることがメリットです。また、自社がアップした動画について、視聴したユーザーの数や再生時間が分析できます。

総務省が発表したデータによると、国内のデータ流通量は近年急激に増加中です。データ流通量が増加した背景には動画コンテンツの再生数増加があり、今後も動画市場が伸びていくことが予想されます。

出典:総務省「5G時代を支えるデータ流通とセキュリティ」

2.【無料・有料別】動画配信プラットフォームの特徴|YouTubeとの違いは?

動画配信プラットフォームには無料と有料の2種類があるため、機能の違いを把握しておくことが大切です。無料動画配信プラットフォームと、有料動画配信プラットフォームの主な機能の違いとして、次の項目があげられます。

無料 有料
外部サービスとの連携 動画の共有や埋め込みなどが可能 動画の共有のほか、SNSや広告との連携なども可能
セキュリティ 動画が不正ダウンロードされるリスクがある 動画の不正ダウンロードを防ぐ機能がある
マネタイズ 広告収入など、手段が限られる 動画の販売や継続課金などさまざまな方法がある
サポート体制 必要最低限のサポートしか受けられない サポートが充実している

世界中で利用されているYouTubeは、無料動画配信プラットフォームの1つです。YouTubeにアップした動画は、数多くのユーザーに視聴してもらえる可能性がある反面、動画制作者の権利を無視した違法なコピーが作成されるリスクもあります。

一方、有料動画配信プラットフォームはセキュリティ面が充実しているため、自社の動画コンテンツを不正利用から守ることが可能です。また、有料動画配信プラットフォームのほうが、YouTubeなどの無料動画配信プラットフォームよりも、多くのマネタイズ手段を備えています。

2-1.無料動画配信ツールの主な種類

無料動画配信プラットフォームは、主に次の4つが挙げられます。

YouTube
YouTubeはユーザー数が多く、サイト内の動画検索機能や関連動画のサジェスト機能が充実している点が特徴です。また、作成した動画をアップロードする以外に、ライブ配信によるリアルタイムの情報発信もできます。

YouTubeには「YouTuber」と呼ばれる人気動画配信者が存在するため、コラボ企画などで自社の認知を広げることも可能です。

Google広告と連動すれば、動画内のバナー広告から自社サイトへの誘導や、自社の動画コンテンツの宣伝ができます。

Dailymotion
Dailymotionは、YouTubeに次ぐユーザー数を持つ無料動画配信プラットフォームです。基本的な機能はYouTubeと同様ですが、チャンネル登録者数に関わらず広告が配信される点や、アップロードできる動画の最大容量などが異なります。

YouTubeと比較して、競合のチャンネル運営者が少ない点が特徴です。そのため、補助的な動画配信プラットフォームとして認知の拡大に利用できます。

Vimeo
Vimeoは、ミュージックビデオやオリジナルのアニメーションなどを作成する、映像制作者向けの動画配信プラットフォームです。広告が表示されない点や、動画をダウンロード可能な状態で公開できる点がVimeoの特徴となっています。

また、Vimeoの動画埋め込み機能を使えば、自社のWebサイトなどにシンプルなデザインで動画を埋め込むことが可能です。ただし、無料版はアップロードできる動画サイズが小さい点がデメリットとなっています。

ツイキャス
ツイキャスは、ライブ配信に特化した無料動画配信プラットフォームです。TwitterやInstagramなどのSNSアカウントで利用ができ、システム連携もしやすいことがツイキャスの特徴となっています。

ツイキャスでライブ配信を行う場合、1回あたりの時間制限は30分間です。ただし、配信参加者からのアイテムが集まれば最長で4時間まで連続で配信ができます。

ライブ配信が終了したあとは、アーカイブ動画を公開することも可能です。

2-2.有料動画配信ツールの主な種類

有料動画配信プラットフォームは、主に次の4つが挙げられます。

MOOGA
MOOGAは、月額1.5万円から利用できる有料動画配信プラットフォームです。動画をアップロードする管理画面の操作が、シンプルで使いやすいことが特徴となっています。

また、IPアドレスによる視聴制限が設定できるため、機密性の高い社内向け資料なども含めた動画コンテンツ管理が可能です。アクセス管理機能を使うことで、誰がどの動画を見たかも確認できます。

P-stream
P-streamは、月額9,800円から利用できる有料動画配信プラットフォームです。動画配信に必要な最低限の機能を、リーズナブルな価格で使えることが特徴となっています。

FTPを使用して指定のサーバーにファイルをアップロードするだけで、動画の公開が可能です。また、P-streamはマルチデバイスに対応しているため、アップロードした動画をパソコンやスマートフォン、タブレット端末などで視聴できます。

クラストリーム
クラストリームは、月額5万円から利用できる有料動画配信プラットフォームです。会員や社員だけを対象として、動画を配信できるセキュリティ性の高さが特徴となっています。

クラストリームでは、約3,000時間分の動画をアップロードすることが可能です。また、閲覧履歴の管理機能や、聞き取りやすい2倍速再生機能なども利用できます。

Bizlat on Azure
Bizlat on Azureは、初期費用30万円、月額料金14万円から利用できる有料動画配信プラットフォームです。動画の音声からキーワードを抽出し検索できる機能や、自動翻訳機能など、高度な機能が備わっています。

また、アップロードした動画はオンラインで映像編集をすることが可能です。さらに、アクセス解析ツールとの連携や、SNSとの連携機能も充実しています。

3.動画配信プラットフォームを選ぶ際のポイント

自社に合った動画配信プラットフォームを選ぶ際のポイントとして、次の5つが挙げられます。

  • 動画コンテンツで集客をしたい場合は、無料の動画配信プラットフォームを活用する
  • 動画自体を商品として販売したい場合は、有料の動画配信プラットフォームを活用する
  • 社内の業務マニュアルなど、機密性の高い動画を扱う際はセキュリティを重視する
  • 動画配信プラットフォームの導入によるコストパフォーマンスを考慮する
  • 社内の運用体制に合わせて必要なサポート内容を吟味する

動画配信プラットフォームを選ぶ際は、導入の目的を明確化することがポイントです。たとえば、動画コンテンツを集客の入り口として活用する際は、ユーザー数が多い無料の動画配信プラットフォームが適しています。

また、セキュリティやコストパフォーマンス、サポート内容を考慮して選ぶことも重要です。動画コンテンツの活用に詳しいスタッフが社内にいない場合は、有料動画配信プラットフォームのサポートを活用することを検討しましょう。

まとめ

動画配信プラットフォームとは、作成した動画コンテンツをアップロードし、ユーザーから視聴してもらうための仕組みです。動画配信プラットフォームには無料と有料の2種類があり、機能や特徴が異なります。

動画配信プラットフォームを選ぶ際は、目的に合わせて必要な機能を備えたサービスを選ぶことや、コストパフォーマンスを考慮することがポイントです。ビジネスとして動画コンテンツを活用する際は、求める機能を整理したうえで自社に合った動画プラットフォームを選択してみてはいかがでしょうか。

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