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【広報1年目が泣いて喜ぶ】映像のアスペクト比をおさらい

記事作成日:2021/04/28

記事を書いた人
寺坂 龍拡

寺坂 龍拡

映像クリエイター

大学時代からブライダル映像を通して映像制作に携わり始めました。 「また一緒に仕事がしたい」お客様にそう思っていただけるよう、何事にも全力で務めてまいります。

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【広報1年目が泣いて喜ぶ】映像のアスペクト比をおさらい

新年度を迎え、多くの方が企業に入社される時期ですね。
そんな新入社員の方へ、特に広報のお仕事を始められる方へ向けた映像の基礎知識をお伝えします。

 

広報という職種柄、業務で映像データを取り扱う場面はあるのではないでしょうか。
我々のような映像業者とやり取りを行う際「アスペクト比」について聞かれることもあるかもしれません。
そんな時にサッとお答えいただけるように、映像のアスペクト比についてまとめてみました。

 

そもそもアスペクト比って?

アスペクト比とは矩形(くけい)の長辺と短辺の比率、映像でいうと映像(画面)の縦と横の長さの比率です。
例えば、解像度 「横1920px:縦1080px」の映像のアスペクト比は「16:9」です。

 

解像度とは?

解像度とは、映像がどれだけのピクセル密度で構成されているかを指します。
私達は画面上に無数に並んでいるピクセル(画素)の並びを映像として見ています。
先程例に上げた「解像度 横1920px:縦1080px」の映像では

1920 x 1080 = 2,073,600

2,073,600ピクセルで映像の一場面を構成しています。

 

アスペクト比の色々

さて、話をアスペクト比に戻します。
映像のアスペクト比にはいくつか代表的なものがあります。

4:3(SDTV)

地デジ放送移行前、従来型のテレビ放送(SDTV)は4:3のアスペクト比の映像が用いられていました。
ちなみに従来型のテレビ放送(SDTV)の解像度は「横640px:縦480px」です。
また、Microsoft社のPowerPointではアスペクト比4:3 または 16:9のスライドショーが作成可能です。

 

 

16:9(HDTV)

現在のテレビ放送は16:9のアスペクト比の映像が用いられています。
上記例の通り解像度は「横1920px:縦1080px」で、一般的にフルハイビジョンと呼称されます。
現在、世界で標準的な規格であり、ほぼ全てのビデオカメラ・一眼レフカメラ・スマートフォンなどで
フルハイビジョンの映像が撮影可能です。
また、テレビもアスペクト比16:9の画面で製造されています。

 

16:10(PCディスプレイ)

アスペクト比16:10が用いられているのは、主にPCのディスプレイです。
PCで16:9の映像を全画面表示で表示すると上下に黒帯が出るのは、PC画面の縦の比率が映像と比べて大きいためです。
PCのモニターいっぱいに画面を表示させたい場合は、アスペクト比16:10の映像を制作する必要があります。

 

1:1(SNS)

アスペクト比が1:1だと、映像は正方形の画面で表示されることになります。
スマートフォンの縦型の小さな画面と親和性が高く、SNS「Instagram」の流行によって
アスペクト比が1:1で制作された映像を見る機会もとても多くなりました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?世の中には多くのアスペクト比の映像が混在しています。
学生時代には求められなかった知識故に、困ってしまう場面もあるかもしれません。
もしも、アスペクト比について迷ったらこの記事を思い返して下さい。

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